「いつも通りやれれば良い」W杯予選初戦を意識しすぎないことが大事と語る遠藤航、リバプールでも変わらないアンカーとしてのこだわり「生命線、最大のタスク」
超ワールドサッカー / 2023年11月15日 23時2分
日本代表MF遠藤航(シュツットガルト)が、ミャンマー代表戦に向けて意気込みを語った。
15日、日本代表は2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の初戦・ミャンマー代表戦を翌日に控え、試合会場のパナソニック スタジアム 吹田でトレーニングを行った。
今回の代表には、ケガで招集できなかった選手に加え、招集された選手でも5名がケガにより不参加に。15日もMF三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)の離脱が発表されていた。
ヨーロッパで戦う選手たちの多くは、自国のリーグに加えてヨーロッパの大会にも参加しており、週2試合をこなしている選手が多く、疲労の蓄積やケガ、コンディション不良などにも影響が出ていると言える。
キャプテンを務める遠藤は「明日の試合に向けてのイメージ対策、共有している部分というのをチームとしてどれだけ出せるかが大事」と初戦の戦い方について言及。全員が合流したのは試合前日が初めてだったが、これまでの活動も生きてくるとした。
「今回に関していえば準備期間は短いですけど、ずっとやっているメンバーも多く、代表活動の中でできることはやっているつもりですし、明日の試合に向けて共有できていないかと言われればそうではないです」
「今までの積み上げがあってこその明日の試合だし、もっと言えば森保さんになってからは長いので、そこの共有は問題なくやれていると思います」
チームの軸でもある三笘が離脱したことについては「試合をかなりやっているので彼には負担はあるのかなと思います。ゆっくり休んでもらえればと思います」と労いの言葉を送った。
アンカーとしてリバプールではカップ戦を中心に出番をもらっている遠藤。厳しい目で見られる部分もあるが、リスクヘッジを最優先とするアンカーとしてやるべきことの考えはどこでも変わらないという。
「そこ(リスクヘッジ)がアンカーの選手の生命線というか、最大のタスクだと思っています」
「リバプールでもそれは一緒で、ブレントフォード戦は自分でも良かったと思っています。行ってファウルで止めればOKというか。あれが奪えるようになれば自分の評価も上がるのかなと思いますが、入れ替わられるよりはとにかく行ったら最低限ファウルするぐらいでやっています」
「対アジアに関しても、アンカー+センターバックの選手たちが押し上げながらリスクマネジメント、奪っていけるかが大事で、それは今までも活動でもやれているので大丈夫だと思います」
一方でリスクマネジメントについては、必ずしも数的優位にしていなければいけないとは思わないようだ。
「個人的にはマンツー気味になってもリスクとは思わないですし、一対一で入れ替わられたとしても、ゴール前なのか相手陣なのか。そうであれば戻る時間もあります。常にプラス1残さなければダメという感覚はないです。大事なのは選手間の距離感です」
全てにおいて固定概念はないという遠藤は、W杯予選の初戦ということも意識しすぎない方が良いと語った。
「あまり意識しないでいいんじゃないですかね。個人的には凄く意識はしていないですし、チームの雰囲気を見ても初戦だからという感じはなく、いつも通りやれれば良いと思います」
【写真】ミャンマー戦の前日練習で笑顔を見せる日本代表選手たち
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「手応えの方が大きかった」3度目の五輪を終えた熊谷紗希、「自分の口から代表引退はない」と語る中、世界との差についても言及「実力差はない。ただ、何かが必要」
超ワールドサッカー / 2024年8月5日 22時35分
-
「素晴らしいツアーになった」初のジャパンツアーで連勝、三笘薫はプレミア3年目のシーズンに向けて意気込み「噛み締めながらやりたい」
超ワールドサッカー / 2024年7月29日 0時25分
-
U-23日本は強者か…南米1位は「レベル下がるな」と選手実感、5発圧勝の裏で何が?【現地発】
FOOTBALL ZONE / 2024年7月25日 19時12分
-
「ドリブルや仕掛けも出せれば」凱旋試合で日本のファンで久々のプレーとなる三笘薫、新監督の下でアピール誓う「スタメンを確保しなければ」
超ワールドサッカー / 2024年7月23日 23時58分
-
なぜ森保ジャパンの「攻撃的3バック」は「モダン」なのか? W杯アジア最終予選で問われる6年目の進化と結果
REAL SPORTS / 2024年7月10日 2時34分
ランキング
-
1日本の「お家芸」はなぜ大惨敗だった?競泳&バドミントンは復権どころかさらなる凋落危機
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月7日 11時47分
-
2女子卓球決勝で中国人ファン「不適切行為」が物議 観戦マナーの悪さに「本当に恥ずかしい」地元メディア嘆き
J-CASTニュース / 2024年8月7日 15時21分
-
3選手村に衝撃の情報「食事にミミズが入っていた」 海外選手から止まらぬ苦言「東京の食事は良かったが…」
THE ANSWER / 2024年8月7日 13時3分
-
4開心那はもちろん「金」も「銅」も母親は日本人…銅のブラウン「こんなに日本人がいるなんてね」
読売新聞 / 2024年8月7日 8時38分
-
5「可愛らしいと思って検索したら…」 五輪レスリング中継の“声”の正体が話題「声を聞いて泣けてきた」
THE ANSWER / 2024年8月7日 11時21分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください