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宿敵ブラジルに勝利のアルゼンチン代表指揮官が退任を示唆…「このチームには多くのエネルギーを持つ、元気な監督が必要」

超ワールドサッカー / 2023年11月22日 17時11分

写真:Getty Images

アルゼンチン代表のリオネル・スカローニ監督が退任を示唆した。アルゼンチン『TyC Sports』が伝えた。

21日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)南米予選の第6節に臨んだアルゼンチンは、アウェイで宿敵ブラジル代表と対戦。前節はウルグアイ代表に敗れ、連勝が「4」でストップしていた中、63分のDFニコラス・オタメンディのヘディング弾により2試合ぶりの白星を手にした。

この結果、首位の座をキープしたアルゼンチンだったが、勝利を振り返った記者会見の終了後にスカローニ監督が注目の発言。代表指揮官辞任の可能性をほのめかした。

「私が言いたかった重要なことの1つは、ボールを止めて考え始めろということだ。今、私には考えなければならないことがたくさんある」

「選手たちは私に多くのものを与えてくれたし、コーチングスタッフも同様だ。私はこれからどうするか、たくさん考える必要がある」

「サヨナラとか大したことではないが、考える必要がある。ハードルは非常に高く、継続するのは難しい。勝ち続けるのも難しい。そういったことのせいで事態はより難しくなる」

「考えるべき時が来た。会長に伝え、その後に選手たちにも伝えるつもりだ。この代表チームにはできるだけ多くのエネルギーを持つ、元気な監督が必要だからだ」

スカローニ監督はこうコメントした後、質問には答えず会見場を後にしたとのこと。 また、スカローニ監督はコーチングスタッフを引き連れて試合終了後のマラカナン・スタジアムのピッチに戻り、“最後の写真“も撮影したという。

ロシア・ワールドカップ(W杯)後の2018年8月に暫定指揮官としてアルゼンチンを率いることになったスカローニ監督は、その後、正指揮官に任命され、2021年のコパ・アメリカ、2022年のフィナリッシマ、2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)を制覇。ここまでの66試合で48勝12分け6敗と輝かしい成績を残している。

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