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バイエルン、今季ラ・リーガ席捲の逸材FWブライアン・サラゴサを獲得! 加入は来季からに

超ワールドサッカー / 2023年12月6日 22時34分

写真:Getty Images

バイエルンは6日、スペイン代表FWブライアン・サラゴサ(22)の完全移籍に関してグラナダと合意に至ったことを発表した。

バイエルンと2029年6月30日までの5年契約にサインしたサラゴサは、今シーズン終了まではレンタルの形でグラナダに残留し、2024-25シーズンから正式に加入する予定だ。

なお、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金は1500万ユーロ(約23億8000万円)となったようだ。

バイエルンでスポーツディレクターを務めるクリストフ・フロイント氏は、今季に入ってブレイクを果たした有望株の獲得に満足感を示している。

「ブライアン・サラゴサは爆発力があり、非常に速く、非常に機敏なウインガーで、どちらのサイドでもプレーできる。彼は予測不可能で、得点力があり、1対1でも非常に優れている。彼は今年すでにスペイン代表デビューを果たしており、大きな可能性を秘めている。ブライアンはスペインの新進気鋭のプレーヤーの一人であり、しばらくの間我々の注目を集めてきた。彼は我々の攻撃の選択肢を増やしてくれるだろう。我々は彼のグラナダでの残りシーズンの幸運を祈り、夏に彼が我々に加わることを楽しみにしている」

サラゴサは2019年にグラナダの下部組織に加入。エル・エヒドへの武者修行、グラナダのリザーブチームでのプレーを経て、昨シーズンからファーストチームに定着。これまでグラナダで公式戦51試合に出場し、10ゴール3アシストを記録している。

昨シーズンのセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)優勝に貢献を果たしたなか、今シーズンはプリメーラに初参戦。ここまで14試合5ゴール2アシストを記録し、バルセロナ戦では圧巻のドブレーテを記録し2-2のドローの立役者となっていた。

さらに、10月に行われたユーロ2024予選のスコットランド代表戦でスペイン代表デビューも飾っている。

164cmとサイズには恵まれていないが、フロイント氏の前述のコメントのように左右のウイングを主戦場に爆発的なスピードとテクニックを活かした勝負度胸に優れるドリブル突破が最大の魅力。また、シュート感覚やボックス内での冷静さを併せ持っており、得点力に優れるアタッカーとしてのさらなる飛躍が期待されている。

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