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東京VのDF奈良輪雄太が36歳で現役引退…横浜FM、湘南でもプレー「J1に昇格をすることができたのは一生の思い出です」

超ワールドサッカー / 2023年12月7日 10時27分

写真:©超ワールドサッカー

東京ヴェルディは7日、DF奈良輪雄太(36)の現役引退を発表した。

奈良輪は横浜F・マリノスの下部組織出身で、筑波大学からJFLのSAGAWA SHIGA FCへ加入。3シーズンを過ごすと、2013年に古巣の横浜FMに完全移籍で加入した。

横浜FMでも3シーズンを過ごすと、2016年には湘南ベルマーレに完全移籍。2018年には期限付き移籍で、2019年からは完全移籍し、東京Vでプレーしていた。

サイドハーフやサイドバックなどサイドのスペシャリストとしてレギュラーポジションを掴んだが、徐々に出場機会が減少。16年ぶりのJ1昇格を果たした今シーズンは明治安田生命J2リーグで17試合、天皇杯で2試合に出場していた。

東京VではJ2通算140試合3得点、天皇杯で5試合1得点を記録。キャリア通算ではJ1で47試合出場、J2で165試合4得点、リーグカップで11試合1得点、天皇杯で23試合1得点。JFLでは88試合6得点を記録していた。

奈良輪はクラブを通じてコメントしている。

「今シーズンをもって引退します」

「2023年の契約更新でみなさんに、ヴェルディ以外のクラブでプレーするつもりはない、と公表していた通り、クラブから契約を貰うことができなければスパイクを脱ぐ覚悟で1年間プレーしてきました。なので私のサッカー人生になに一つ後悔はありません」

「子供の頃からサッカーを始め、サッカー選手になることが夢になり、それがいつしか目標に変わりました。様々な紆余曲折があるなかでプロサッカー選手になることができ、ここまで10年以上プロサッカー選手として生きていくことができました」

「プロになってからも試合になかなか出場できない、度重なる怪我など多くの困難にぶつかりました。それでもここまで続けてこれたのは今まで所属してきたSAGAWA SHIGA FC、横浜F・マリノス、湘南ベルマーレ、そして東京ヴェルディで一緒にプレーをしたチームメイト、お世話になった監督をはじめとするスタッフ、トレーナーの方々、そしていつも熱い応援をしてくれたスポンサー、ファン・サポーターのみなさんのおかげです。本当にありがとうございました」

「その中でも1番の感謝を伝えたいのは家族です。いつもどんなときも私の一番近くであたたかく見守ってくれました。妻の宏美、娘の真央、息子の拓真、本当にありがとう」

「私のサッカー人生の最後に、J1に昇格をすることができたのは一生の思い出です。試合終了のホイッスルを聞いた瞬間、みんなでラインダンスをしたあの瞬間、一生忘れません」

「東京ヴェルディでプレーできたことは私の誇りです。本当にありがとうございました。これからの東京ヴェルディの活躍を心より願っています」

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