主将トリッピアーが悪夢の連続ミス…ニューカッスルが敵地でエバートンに3失点大敗【プレミアリーグ】
超ワールドサッカー / 2023年12月8日 6時43分
プレミアリーグ第15節、エバートンvsニューカッスルが7日にグディソン・パークで行われ、ホームのエバートンが3-0で勝利した。
チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドを連破して6位に順位を上げてきたニューカッスル。今季2度目の3連勝を狙った今節は18位のエバートンとのアウェイゲームに臨んだ。エディ・ハウ監督は肩の脱臼で長期離脱となった守護神ポープの代役にドゥブラフカを起用した以外、ユナイテッド戦と全く同じスタメンで臨んだ。
ホームのエバートンはコールマン、ヤングを右サイドに並べトップ下にハリソン、ドゥクレを2セントラルMFの一角に置く守備的な形でスタート。これに対してニューカッスルはいつも通りに前から圧力をかける入りとなった。
以降はニューカッスルがボールを握り、エバートンがカウンターで応戦する構図の下で拮抗した展開が続く。やや連戦の疲労を窺わせるアウェイチームに対して、エバートンは切り替えの局面で幾度かうまく相手を引っくり返すと、シンプルなクロスからキャルバート=ルーウィンらがフィニッシュに持ち込んでGKドゥブラフカに仕事の機会を与える。
一方、ニューカッスルは遅攻でなかなか局面を変えられず、ブロックの前でボールを回すにとどまる。また、切り替えの局面ではアルミロンやゴードンが勝負の縦パスを供給していくが、これもイサクらの手前で相手守備にからめとられる。
前半半ばから終盤にかけてはニューカッスルが切り替えの局面で押し返し、ターンオーバーの応酬に。その流れでエバートンはマクニール、キャルバート=ルーウィン、ニューカッスルはイサクとボックス内で決定機が訪れたが、いずれもシュートを枠に飛ばせず。ホームチームペースで進んだ試合はゴールレスでの折り返しとなった。
互いに選手交代なしで臨んだ後半も試合は拮抗。入りこそエバートンが押し込んだが、ニューカッスルも右サイドのトリッピアーが徐々に高い位置まで侵攻。攻撃にアクセントを加えていく。
その後は古巣対戦のゴードン、注目の17歳MFマイリーの積極的なチャレンジでニューカッスルがより効果的にフィニッシュまで持ち込んでいくが、守護神ピックフォードを中心に集中したトフィーズの守備をこじ開けるまでには至らず。
すると、徐々に試合が膠着し始めた後半半ば過ぎにひとつのミスがスコアを動かす。79分、自陣右サイドでボールを持ったトリッピアーがコントロールを誤って痛恨のロスト。前向きな状態でボールを奪ったマクニールがそのままボックス内に運び強烈な左足シュートをゴール右隅へ突き刺した。
格下相手に勝ち点逸は許されないニューカッスルはすぐさま反撃を開始。人数をかけた攻撃を仕掛けるなか、失点直後にはゴール前のアルミロンのバックヘッドで際どいシーンを作る。
だが、攻勢を仕掛ける状況で再びキャプテンが痛恨のミスで失点に絡んでしまう。86分、1失点目とほぼ同じ形から自陣右サイドでボールを持ったトリッピアーが対面のハリソンにボールを引っかけられてボールロスト。ハリソンの折り返しを手前のマクニールがワンタッチでコースを変えて中央に流したところをドゥクレが豪快に蹴り込んだ。
この2点目で試合の大勢が決したなか、完全に勢いづくホームチームは10分が加えられた後半アディショナルタイムの96分に3点目を奪取。途中出場のベトがオフサイドラインぎりぎりの抜け出しから馬力のある仕掛けでボックス右に持ち込むと、冷静にGKの股間を抜くシュートを流し込んだ。
そして、トリッピアーの2つのミスを着実にゴールに繋げたエバートンが降格圏をひとまず脱するリーグ連勝とした。一方、ニューカッスルは敵地での惨敗で連勝がストップした。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
日本の猛暑に大苦戦…ニューカッスルが横浜FMに0-2完敗 スター選手たちの足止まる場面も
FOOTBALL ZONE / 2024年8月3日 20時48分
-
横浜FMがギマランイスら出場のニューカッスルに連勝許さず! 2発勝利でJ1再開にも弾み【国際親善試合】
超ワールドサッカー / 2024年8月3日 20時47分
-
28年ぶり来日のニューカッスルが浦和に4発完勝! 守護神ポープの好守も光る【国際親善試合】
超ワールドサッカー / 2024年7月31日 21時27分
-
浦和の“7番”が1年越しに初出場も…ニューカッスルに4失点完敗 引退表明の興梠もプレー
FOOTBALL ZONE / 2024年7月31日 21時24分
-
イサク、トナーリ、ブルーノ・ギマランイスも! ニューカッスルの来日メンバーが発表!
超ワールドサッカー / 2024年7月28日 21時25分
ランキング
-
1日本リレー侍の露呈した限界…バトンワークやコーナーワークでは埋まらない海外勢との走力差
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月10日 9時7分
-
2【ボクシング】性別騒動のイマネ・ヘリフ 圧勝で金メダル…SNS上では賛否真っ二つ
東スポWEB / 2024年8月10日 7時49分
-
3衝撃の137m弾 大谷翔平の35号に現地実況叫んだ!大興奮「壮大な一発」
スポニチアネックス / 2024年8月10日 12時51分
-
4やまぬ誹謗中傷と嫌がらせ 常連だった五輪選手についてTV取材を受けただけなのに…一時休業に追い込まれた飲食店店主の嘆き
NEWSポストセブン / 2024年8月9日 16時15分
-
5スポクラ男子初の銀 安楽宙斗は「猿のよう」…恩師が語る「4つの武器」と金メダルへの課題
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月10日 9時7分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)