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ザッカーニ恩返し弾もラツィオ、10人のヴェローナに勝ちきれず痛いドロー【セリエA】

超ワールドサッカー / 2023年12月10日 1時0分

写真:Getty Images

ラツィオは9日、セリエA第15節でヴェローナとのアウェイ戦に臨み、1-1で引き分けた。ラツィオのMF鎌田大地はベンチ入りも出場しなかった。

前節10人のカリアリにウノゼロ勝利とした9位ラツィオ(勝ち点20)は、4日前のコッパ・イタリアでもジェノアにウノゼロ勝利とした。公式戦3連勝とした中、ジェノア戦先発の鎌田だったが、L・アルベルトの復帰を受けてベンチに戻った。

18位ヴェローナ(勝ち点10)に対し、インモービレ、フェリペ・アンデルソン、ザッカーニの3トップでスタートしたラツィオが押し込む流れとすると、23分に最初のチャンスを生かして先制する。

右サイドをラッツァーリとの関係から崩したフェリペ・アンデルソンがクロスを入れると、ザッカーニがヒールで流し込んだ。

ザッカーニの恩返し弾で先手を取ったラツィオがハーフタイムにかけても試合をコントロールした中、追加タイムにはCKからフリーのマリオ・ヒラが決定的なヘディングシュートを放ったが枠を外し、1点のリードで前半を終えた。

迎えた後半、前がかるヴェローナに対していなすラツィオが引き続き主導権を握っていたが、70分に同点とされる。ウンゴニエのクロスがゴールに向かうとGKプロベデルがパンチング。ルーズボールをススロフに拾われてシュートを打たれ、アンリに押し込まれた。

追いつかれたラツィオは4分後、CKからカザーレがヘディングシュートでネットを揺らしたが、VARでファウルがあったと判定されノーゴールに。

その後、77分にドゥダに2枚目のイエローカードが提示されて数的優位となったラツィオが終盤にかけても攻勢をかけたが、勝ち越しゴールは生まれずドローでタイムアップ。痛いドローに終わっている。

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