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激闘の末PSGが死の組突破、ドルトムントは首位通過【CL】

超ワールドサッカー / 2023年12月14日 7時4分

写真:Getty Images

チャンピオンズリーグ(CL)グループF最終節、ドルトムントvsパリ・サンジェルマン(PSG)が13日に行われ、1-1で引き分けた。

前節ミラン戦を制して一足早く死の組を突破したドルトムント(勝ち点10)は引き分け以上で首位通過となる中、フュルクルクを最前線に、2列目にロイス、ブラント、アデイェミを据える現状のベストメンバーを送り込んだ。

一方、前節ニューカッスル戦を土壇場PK弾で引き分けに持ち込んだ2位PSG(勝ち点7)は、勝利すれば決勝トーナメント進出が決まる中、デンベレを出場停止で、ゴンサロ・ラモスをインフルエンザで欠く前線にムバッペ、コロ・ムアニ、バルコラの3トップを据えた。

立ち上がりから主導権争いが繰り広げられると10分、ドルトムントはロイスのボレーでゴールに迫る。対するPSGは12分、ヴィティーニャのミドルシュートがGKを強襲した。

互いにゴールに迫った中、14分にドルトムントに決定機。フンメルスがクサビのパスを入れた流れからボックス中央のヴォルフがシュートに持ち込んだが、枠外だった。

ひやりとしたPSGは16分に決定機。コロ・ムアニがボックス右を縦に突破してマイナスクロス。しかしイ・ガンインの右足でのシュートは枠外に。さらに17分、ロングボールに抜け出したムバッペがGKもかわしてシュートする決定機を迎えるも、ジューレのスーパーカバーに阻まれた。

攻勢のPSGは20分、バルコラのカットインシュートがポストに直撃。続く24分にはコロ・ムアニがディフェンスライン裏を取って決定機もシュートはやはり枠外に。

ピンチが続いたドルトムントは26分、ボックス中央でルーズボールを拾ったロイスのボレーが枠を捉えたが、GKドンナルンマの好守に阻まれる。さらに32分、エズジャンのミドルシュートがGKを強襲したルーズボールをアデイェミがプッシュするも枠外へ。

ドルトムントが応戦した中、ハーフタイム間際、PSGはコロ・ムアニがGK強襲のシュートを放てば、ドルトムントは直後にFKからフンメルスのヘディングシュートでゴールに迫り、互いに好機を多く作った前半は、ゴールレスでハーフタイムに入った。

迎えた後半、ブラントがミドルシュートでGKを強襲したドルトムントは51分に先制する。ベンセバイニが敵陣でハキミからボールを奪った流れからフュルクルクがボックス左でタメを作ってラストパス。これをアデイェミが流し込んだ。

しかし66分、PSGがすかさず追いつく。ムバッペが左サイドを突破した流れからルーズボールを拾ったボックス中央のザイール=エメリがシュートを蹴り込んだ。

その後、ドルトムントは途中出場マレンがミドルシュートでGKドンナルンマを強襲すれば、PSGは76分、ムバッペがディフェンスライン裏を取ってネットを揺らすもVARでオフサイドと判定されノーゴールに。

終盤にかけては他会場の結果もあり、引き分けでも突破となることからリスクを冒さなかったPSGが1-1で試合を終え、2位での死の組突破を果たした。

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