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レーティング:リバプール 0-0 マンチェスター・ユナイテッド【プレミアリーグ】

超ワールドサッカー / 2023年12月18日 3時35分

写真:Getty Images

プレミアリーグ第17節、リバプールvsマンチェスター・ユナイテッドが17日にアンフィールドで行われ、0-0のドローに終わった。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。

▽リバプール採点

(C)CWS Brains,LTD.

GK
1 アリソン 6.5
ホイルンドの一対一を防ぐなど常に押し込んだ状況でファン・ダイクらと共にリスク管理を高いレベルで担った

DF
66 アレクサンダー=アーノルド 6.5
右サイドバックとインサイドハーフでプレー。正確なプレースキックやミドルシュート、意表を突く攻撃参加で最も可能性を示す。守備でもガルナチョへの粘りの対応でピンチを阻止

5 コナテ 6.0
ホイルンドやガルナチョを的確に潰した。攻撃面ではマティプに比べると、判断や精度は物足りず

4 ファン・ダイク 6.5
前半に決定的なヘディングシュートを放ち、試合を通しては安定したカバーリングや潰しで相手の攻撃をしっかりと封じた

21 ツィミカス 6.0
攻守両面で奮闘。幾度か際どいクロスを供給し、守備でも対人のところではよく戦えていた

MF
8 ソボスライ 4.5
勤続疲労の影響かフィジカル面で無理が利かず、精度もいまひとつ。とりわけ最後の局面で味方との意図が合わない場面が散見し、消化不良の形で交代に

(→ジョー・ゴメス 6.0)
右サイドでのプレーとなったなかでチームを押し上げる守備に加え、積極的な攻撃参加も見せた

3 遠藤航 5.5
及第点の守備では前線からの限定によって前向きに守備ができた。ただ、攻撃面では数本チャレンジのパスを出したが、判断の遅れや精度の問題、積極性という部分で課題が出た

38 グラフェンベルフ 5.5
最後の局面での精度に課題を残したが、攻守に躍動感のあるプレーを披露。筋肉系のトラブルか後半序盤の負傷交代に

(→ガクポ 5.5)
ミドルレンジから積極的にシュートを打ったが、最後の局面で別の判断も見せたかった

FW
11 サラー 6.0
決定的な仕事はできなかったが、チャンスメークの部分でまずまず貢献。ただ、ショーやヴァランにうまく対応された印象も

9 ヌニェス 5.0
引いた相手に対して工夫が足りず、前線で起点になり切れなかった

(→エリオット 5.5)
2戦連続の決定的な一撃が期待されたが、大きな見せ場は作れず

7 ルイス・ディアス 6.0
前半はオープンスペースの鋭い仕掛けでチャンスメーク。後半はチームと共にややトーンダウンした

(→カーティス・ジョーンズ 5.5)
スクランブルを起こそうという気概は見せたが、結果に繋がらず

監督
クロップ 5.5
試合内容では相手を圧倒したが、飛車角抜きの相手に最後までゴールが遠かった。相手の粘りも素晴らしかったが、個人技頼みの印象も拭えず

▽マンチェスター・ユナイテッド採点
(C)CWS Brains,LTD.

GK
24 オナナ 6.5
ファン・ダイクやサラーの決定的なシュートを阻止。飛び出しの判断やディストリビューションを含め良いパフォーマンスだった

DF
20 ダロト 6.5
軽率さと不運が重なった連続イエローで後半アディショナルタイムに退場。それでも、試合を通した守備の貢献度は素晴らしかった

35 エバンス 7.0
マグワイア代役を完遂。ライン設定の低さもあってスピード、アジリティ勝負に持ち込まれる場面は少なく持ち味のプレーリードと献身性を活かしたソリッドな守備を90分間継続

19 ヴァラン 7.0
地対空の安定した守備対応と見事な統率力でシュート30本以上を浴びた厳しい試合を無失点で終える原動力に

23 ショー 6.5
サラーとのマッチアップで奮闘。攻撃への意識も失わず、攻守両面でここ数試合の低調な内容を払しょくした

MF
21 アントニー 5.5
守備の奮闘は素晴らしかった。カウンターの起点となる場面は多かったが、手数をかけられない状況でもう少し能動的なアクションがほしい

(→ペリストリ 5.5)
攻撃面で見せ場は少なかったが、球際ではよく戦った

37 メイヌー 6.5
前半にカードをもらったことでプレーを制限される形となったが、見事なミドルスルーパスでガルナチョの決定機を演出。守備でも18歳とは思えない強度と冷静な判断でフィルター役として奮闘

(→ハンニバル 5.5)
見せ場は少なかったが、球際でハードワークをこなした

39 マクトミネイ 5.5
ゲームキャプテンを託されてのプレー。ブルーノ・フェルナンデスの代役を担う形でのプレーとなったが、繋ぎ役や賢い守備という部分では物足りず。それでも、守備で身体を張りつつ後半はチャンスにも顔を出した

4 アムラバト 5.5
前半のカードで難しい対応が多かったが、大崩れせず。ビルドアップでの判断など課題も少なくなかったが、無失点に貢献した

17 ガルナチョ 5.5
守備の局面でよくチームを助けた。攻撃では幾度かのカウンターチャンスでもう一工夫ほしかった

(→ラッシュフォード 5.0)
生え抜きとしての気概を見せたかったが、振るわない出来に。とりわけ、終盤の軽率なファウルでFKを与えるなど判断の部分は頂けない

FW
11 ホイルンド 5.0
チームとして“一発”に賭ける試合展開だったが、そのチャンスを活かせず。戦い方の問題はあったが、前線で孤立した状況でも攻守両面でもう少しできることはあった

監督
テン・ハグ 6.0
冷遇とも言われるヴァランのハイパフォーマンスにも救われて飛車角抜きの布陣で難所から勝ち点1を持ち帰った

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ヴァラン(マンチェスター・ユナイテッド)
オランダ人指揮官に冷遇とも言える扱いを受けてきたなか、ワールドクラスを証明する素晴らしいパフォーマンスを披露。優れたポジショニング、判断で再三のピンチを未然に防ぎうまく味方を動かしながらリーグ屈指の攻撃陣を完封した。

リバプール 0-0 マンチェスター・ユナイテッド

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