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Jリーグが「シーズン移行」に関する「票操作」の報道を完全否定「文言変更を主導した事実はございません」

超ワールドサッカー / 2023年12月21日 17時40分

写真:©︎J.LEAGUE

Jリーグは21日、「一部報道について」と題して声明を発表。シーズン移行に関する報道を否定した。

Jリーグは19日、2026-27シーズンからの「シーズン移行」を決定。従来の2月開幕、12月閉幕から、8月開幕、5月閉幕とし、12月から2月までの約2カ月間のウインターブレーク導入を含めて決議していた。

19日に行われた実行委員会で「全会一致で決まった」(野々村芳和チェアマン)というこの「シーズン移行」だが、降雪地域への対策を含めて多くの課題は残ったまま。それでも、検討し課題を解決しながら「シーズン移行」に向かっていくとされていた。

そんな中、21日付の『週刊新潮』では今回の「シーズン移行」に際して、『票操作』が行われたと報道。しかし、これは全くの事実無根だと否定した。

「Jリーグの認識する12月14日(木)実行委員会の議事進行は概ね以下のとおりであり、実行委員会前になされていた一部の投票結果を踏まえてJリーグ事務局にて選択肢の文言変更を主導した事実はございません」

「なお、投票は選択肢を選ぶ他に自由記載欄を設けており、各クラブの意見が適確に表現できるようにもしていました」

「当日、実行委員会に陪席していた野宮拓法務委員長からも、以下のとおり、実行委員会における議事進行は適切なものであったとのコメントを頂戴しております。また、実行委員会の中で、選択肢の変更について全出席者確認のもと変更を行ったことは、実行委員会終了直後のメディアブリーフィングでも説明しています」

「Jリーグは、シーズン移行に伴う残された課題についても、引き続き、実行委員会及び理事会にて丁寧かつ適切に審議してまいります」

Jリーグとしては、実行委員会にて「各選択肢の内容がわかりにくい」というクラブからの声を受けて選択肢の内容を改めて説明。一部クラブからは「当初Jリーグが設定した選択肢の表現内容では、クラブの明確な意見を表明できない」との発言があったという。

これを受け、議場の確認を経ながら、選択肢をより意見表明しやすい文言に変更。従前の選択肢が新しい選択肢のうちどれに該当するかについても明確に示されていたという。

弁護士の野宮拓法務委員長も今回の件についてコメントしている。

「シーズン移行はJリーグとして極めて大きな意思決定であるため、法務委員長として実行委員会にもオブザーバー参加して議論の経過を見守ってきましたが、記事において指摘されている選択肢の文言変更は、一部のクラブの提案を受けて、議場の確認を経て新たな選択肢の内容を確定した上で、各クラブによる投票に付したものです」

「選択肢の文言変更に至る経緯、新選択肢の内容の確定、その後の投票行為のいずれの過程においても適切な議事運営がなされており、リーグによる議事運営に一切の瑕疵はないものと認識しております」

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