J3からJ1へ異例のレンタル、GK薄井覇斗が松本から広島へ加入「持てる力を全力で」

写真：©︎J.LEAGUE

サンフレッチェ広島は28日、松本山雅FCからGK薄井覇斗(24)が期限付き移籍で加入することを発表した。

移籍期間は2024年2月1日から2025年1月31日まで。松本と対戦するすべての公式戦には出場できない。

薄井は東京都出身で、流通経済大学から2022年に松本へ加入。2シーズン在籍したが、公式戦での出場はないまま、異例となるJ3からJ1への期限付き移籍となった。

トップカテゴリーへの挑戦権を手にした薄井は、両クラブを通じて次のようにコメントしている。

◆サンフレッチェ広島
「サンフレッチェ広島のファン・サポーターの皆様、はじめまして。こんにちは。このたび、松本山雅FCから期限付き移籍で加入します、薄井覇斗です。全てにおいて自分の持てる力を全力で出していきますので、どうか応援よろしくお願いいたします！」

◆松本山雅FC
「松本山雅FCに関わるファン・サポーターの皆様、僕が加入してからの2年間、本当にたくさんの応援、サポートありがとうございました」

「今回、期限付き移籍という形でチームを離れることになりますが、僕自身まだ松本の地で恩返しができていません。チームが再挑戦していこうというタイミングで離れることを申し訳なく思いますが、広島での全てを成長に繋げて大きくなってきます。どうかそれまで僕の成長の過程を見守っていただけたらと思います」

「重ねてになりますが、2年間、本当にありがとうございました」