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後半に6得点の青森山田が広島国際学院に7発大勝! 米谷壮史はハットトリックを達成【高校サッカー選手権】

超ワールドサッカー / 2024年1月2日 16時1分

写真:©超ワールドサッカー

第102回全国高校サッカー選手権大会の3回戦第2試合が2日の14時10分にキックオフし、浦和駒場スタジアムでは青森山田(青森)が広島国際学院(広島)を7-0で下した。

2大会ぶりの優勝を目指す青森山田(青森)は、2回戦で飯塚(福岡)をPK戦の末に下して3回戦に進出。対する初出場の広島国際学院は、開幕ゲームで早稲田実(東京B)、2回戦で強豪・静岡学園(静岡)を破って勝ち上がってきた。

試合が始まると先にゴールへ迫ったのは広島国際学院。ボックス右でFKを獲得すると、キッカーの渡邊雄太がシュート性のクロスを送ったが、これは直接ゴールラインを割った。

一方の青森山田は12分に先制。左サイドから崩すとクロスを米谷壮史がゴール前で収め、左足で決めきった。

追いかける形となった広島国際学院は21分に再びFKからチャンス。キッカーの渡邊が左サイドからクロスを入れると、ファーサイドで長谷川蒼矢が折り返し、青森山田DFに当たりながらゴールへ向かったが、わずかに枠の左へ外れた。

一進一退の攻防が続くも、ゴール前までボールを運べる青森山田は28分にも決定機。右サイドからカットインした杉本英誉がゴール前にピンポイントクロスを上げ、川原良介が頭で合わせたが、シュートはゴールの右へ飛んだ。

追加点が欲しい青森山田はその後も畳みかけるが、広島国際学院DF陣の体を張った守備もあり、ゴールは割れない。流れを変えたい広島国際学院は、静岡学園戦で途中出場から同点ゴールを決めた10番・石川撞真を38分に投入するが、1点ビハインドのまま前半を終えた。

ハーフタイムを挟んで迎えた後半、いきなり青森山田に追加点が生まれる。43分、右サイドでパスを受けた杉本が縦に仕掛けてから右足でシュート。戻った広島国際学院DFがクリアを試みたが、これが味方に当たってゴールに吸い込まれてしまった。

このまま負けられない広島国際学院はロングスローの流れからシュートまで持ち込むが、反撃には至らず。その後も青森山田のシュートが飛び、広島国際学院は必死に耐える。

それでも61分、立て続けのCKからトドメの3点目が決まってしまう。右からのクロスに山本虎が高い打点のヘディングで合わせると、GK片渕竣介が弾いたボールを米谷が押し込んだ。

勝負を決めた青森山田はここからさらに2点を追加。62分、途中出場の津島巧が左サイドから持ち上がり、切り返しから右足シュートを決めると、その2分後には米谷が右からのクロスを泥臭く押し込み5点目。米谷はハットトリックを達成した。

さらに71分、こちらも途中出場の山下凱也が右からのクロスをダイビングヘッドで決め、リードは6点に。広島国際学院も最後まで諦めず前に出ていくが、一矢報いることはできない。

試合終了間際の追加タイム4分には後藤礼智のゴールが決まり、青森山田が7-0で大勝。準々決勝では昌平(埼玉)と対戦する。

青森山田 7-0 広島国際学院
【青森山田】
米谷壮史(前12、後21、後24)
OG(後3)
津島巧(後22)
山下凱也(後31)
後藤礼智(後40+4)

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