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震災から一夜明け…ベスト16で敗退も多くの支えを受けた星稜、出場校や有志のサポートに感謝「本当に感激しました」

超ワールドサッカー / 2024年1月2日 22時50分

写真:©超ワールドサッカー

震災から一夜明け、全国高校サッカー選手権大会を戦った石川県代表の星稜高校。敗退となったが、多くの支援を受けたことに感謝を伝えた。

1日の16時過ぎ、石川県能登地方を震源とし最大震度7の地震が発生。石川県、富山県、新潟県を中心とした日本海側には大きな被害がり、津波警報も出される事態となった。

多くの犠牲者が出ている中で、2日にはその石川県を代表して全国大会に出場していた星稜高校が3回戦を戦うことに。しかし、震災の影響で現地からの応援団が到着できないことが報告されていた。

星稜高校同窓会関東支部は公式X(旧ツイッター)で、応援を募ると、市立船橋(千葉)との試合には多くの応援する人々が。2回戦で敗退した日大藤沢(神奈川)の選手たちや同じ県立柏の葉公園総合競技場で試合を行う岡山学芸館高校(岡山)、名古屋高校(愛知)も応援に参加。多くのサポートを受けた。

さらに対戦相手の市立船橋は野球部のメガホンなどを貸し出し。敵ではあるものの、手を差し伸べるという非常に心温まる事態となった。

試合は4-1で敗れ、ベスト16で敗退となったが、星稜高校同窓会関東支部は公式Xで感謝の気持ちを綴り、改めてスポーツが繋ぐ絆を感じる出来事となった。

「ひとつひとつコメント差し上げたいところですが、予想以上の反響で追い付くことができません。申し訳ありません」

「残念ながら、敗退してしまいましたが、星稜の選手たち、応援団はみなさまの心あるコメントや行動力に驚かされ、励ましていただきました。本当にありがとうございます!」

「学校も、サッカー部も、同窓会関東支部もひとつひとつ御礼を申し上げたいところではありますが、ひとまず、こちらで謝意をお伝えしたく、ご容赦ください」

「応援団に参加していただいた、日大藤沢サッカー部のみなさん、仙台育英サッカー部のみなさん、2試合目を控えていた、名古屋サッカー部のみなさん、岡山学芸館のみなさん、星稜サッカー部員、チアが数人しかいなかったとは思えず、また、即席応援団とは思えないほどの一体感がありました」

「メガホンや、その他応援グッズ手配にご尽力いただいた有志の方、一体感の醸成につながる行動力、本当に感激しました。ありがとうございました!」

「すでに一般入場券で入場されていたにもかかわらず、星稜応援エリアで応援したいとお申し出いたはだいたみなさま、お陰で寂しい気持ちにならず、また大変心強い応援ありがとうございました!」

「星稜応援エリア横の一般席で、応援していただいたみなさまも、市立船橋、日体柏、日大藤沢ほか有志のみなさまから貸していただいたメガホンにて応援いただき、ありがとうございました!石川県のみなさんにお気持ちが伝わったと思います」

「最後に、対戦相手にもかかわらず、野球部メガホンをお貸しいただき、メッセージも掲げてくれた市立船橋出場選手、応援団選手、現地に来てくださったみなさま、星稜高校及び石川県に激励いただき、ありがとうございました!このような状況にもかかわらず、素晴らしい試合をありがとうございました!」

【写真】有志が集った星稜の応援席、スポーツが繋ぐ力を知ることに…



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