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青森山田が4度目王者へ決勝進出!先制点DF小泉佳絃が語る現チームの“分岐点”「インターハイの負けが悔しくて...」

超ワールドサッカー / 2024年1月6日 15時35分

写真:©超ワールドサッカー

6日、第102回全国高校サッカー選手権大会・準決勝第1試合の市立船橋(千葉)vs青森山田(青森)が国立競技場で行われ、1-1(PK:2-4)で勝利した青森山田が決勝戦進出を勝ち取った。

市立船橋 1-1(PK:2-4) 青森山田
【市船】
久保原心優(後34)
【青森山田】
小泉佳絃(前11)

青森山田は11分、左CKに190cmDF小泉佳絃が頭から飛び込み先制点。79分に同点とされ、PK戦へと突入するも、GK鈴木将永の活躍で勝利…見事、優勝した第100回大会以来、2年ぶりとなる決勝戦進出となった。

準々決勝・昌平戦(4◯0)でも2得点を挙げていた小泉は「この舞台(決勝戦)を目指して山田に入学したので…もちろん辿り着けると信じてはいましたけど、今はようやく実感が湧いてきている感じです」と感慨深げ。2年前の第100回大会時は1年生…ベンチ入りしていなかった。

2023年度の青森山田は高校総体(インターハイ)で3回戦敗退も、U-18プレミアリーグ2023を制覇。ファイナルではサンフレッチェ広島ユースに試合終盤の2発で劇的大逆転勝利を飾るなど、勝負強さを身につけてきた。

「3冠という目標があったなか、インターハイの負けが悔しくて、チーム全員が練習でイチから取り組んだことが、プレミア制覇に繋がったと思います」

「個人的に、誰にも負けない強さがある、と自信を持って挑んだインターハイだったんですが、それでもチームが負けてしまうんだなと。やっぱり3冠を目指していたので…敗退後は目標をどこに向ければ良いかわからなくなる時期も2週間ほどありました」

「でも、『チーム力を上げよう』という気持ちが芽生えましたし、それが今に繋がってますね。もうここまで来たので、インターハイの敗退さえも『あの経験があったからこそ』だったね、と言えるように決勝を戦いたいと思います」

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