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サッカー界のレジェンド、“皇帝”ベッケンバウアー氏が78歳で死去

超ワールドサッカー / 2024年1月9日 6時0分

写真:Getty Images

フランツ・ベッケンバウアー氏が7日、78歳で死去していた。ベッケンバウアー氏の家族がドイツ通信社DPAに明かした。

声明にて「深い悲しみとともに、夫であり、父であるフランツ・ベッケンバウアーが昨日の日曜日(7日)、家族に見守られながら安らかに息を引き取ったことを発表します。静かに別れの時間を過ごすことをお許し頂き、いかなる取材も遠慮して頂くことをお願い致します」と綴られた。

“皇帝”の愛称で知られるベッケンバウアー氏は現役時代、リベロとして西ドイツ代表では1972年のユーロを制覇、1974年ワールドカップ(W杯)を制覇。バイエルンではブンデスリーガを4度、チャンピオンズリーグ(当時はチャンピオンズカップ)を3度制覇。バロンドールには2度輝き、サッカー界を席巻した。

引退後、指揮官としても1990年W杯を制覇、バイエルンでブンデスリーガを1度制覇と、数々の栄光を築いた。

監督業を退いた後はバイエルンで会長職に就任。さらにドイツサッカー協会の副会長を務めるなど、サッカー界で多岐に渡って活躍した、正にレジェンドだった。

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