「スッキリしました」ドイツ経由でカタール入りした板倉滉、万全の状態で大会制覇に意気込む「アジアカップ優勝は通過点に過ぎない」【アジアカップ】
超ワールドサッカー / 2024年1月9日 12時35分
日本代表のDF板倉滉(ボルシアMG)が、自身の状態とアジアカップに向けての意気込みを語った。
12日に開幕するアジアカップ。カタールで行われる今大会で、日本は2011年大会以来となる3大会ぶりの優勝を目指す。
グループステージではベトナム、イラク、インドネシアと同居する中、ヨーロッパでプレーする主力選手をしっかりと招集。ケガでコンディションが不明な選手も含めてチームに合流している。
板倉は1日に行われたタイ代表戦に向けた日本代表に合流するも、手術後に復帰していないこともありプレーせず。さらに、カタールに入る前に一度ボルシアMGへと戻り、状態を確認していた。
ドイツに一度戻り、遅れて合流した板倉。「代表ともコミュニケーションを取った上で一回ドイツに帰って、チームのコントロールのもとやりたいということがドイツのチームの主張でした」と理由を明かし、「代表チームで話した中で、しっかり汲み取って理解してくれたことに感謝ですし、今ここにこうやって来れていることは全てです」と、何も問題は起きていないとした。
チームではケガの回復具合をチェックし、トレーニングマッチでもプレーした板倉。コンディションについては「ちょっとずつ上がってきていますし、ここからさらに上げられると思います。全然問題ないかなと思います」とプレーに支障はないという。
また「時間としては60分でしたが、足も問題なくやれたので、それも含めてチームからOKが出たということです」とお墨付きをもらったとのこと。一方で、U-22日本代表のFW福田師王は試合でゴールを決めていたが、「師王はすごいですね」と語り、「毎試合のようにトップに来た時は点を取っている。トップでやれる実力も持っていると思いますし、彼のメンタリティも海外でやっていく上で素晴らしいものがあると近くで感じています。早くトップで一緒にやれればと思います」と、ブンデスリーガで一緒にピッチに立つことを楽しみにしているとした。
ドイツに戻ったことで、一部では冬の移籍があるという噂もあったが「全然ないです」とこちらは完全否定。「引き続きアジアカップがあるので、自分ができることをチームのためにやりたいと思います」と、今はアジアカップに集中しているとした。
カタール・ワールドカップ(W杯)を戦ってからおよそ1年。カタールで再び日本代表として戦うことについては「ワールドカップもカタールでやったので、空港に着いた時も帰ってきたなという感じがありますし、またここでしっかり準備したいと思います」とコメント。アジアカップについては「もう優勝しかないです。さらにここで日本代表の価値を示せればと思うので、優勝しかないです」と、日本の強さを見せつけたいとした。
今は痛みもないという板倉。「大丈夫です。スッキリしました。手術する前は痛みがあってストレス抱えてやっていたので、やっとスッキリしたなかでプレーできる喜びを感じています」と、万全の状態でアジア杯を戦えそうだ。
北中米W杯アジア予選でも強さを見せている日本。大きな期待が寄せられており、圧勝できるという楽観的な声もある。ただ、「間違いなくそうはいかないと思いますし、前回大会も相当厳しい戦いをしていたので、気が抜けないなと。1試合目の入りから気を引き締めてやらないと足元すくわれると思います」とし、難しい戦いになるだろうと予想した。
ただ、優勝候補として期待をかけられていることについては「素直にそうやって見てもられる、言ってもらえることは今まで自分たちがやってきたことの結果なので嬉しいですが、結果で示さないといけない」とコメント。「日本代表が強くなっていく上で、アジアカップ優勝は通過点に過ぎないと思うので、しっかり結果で示せればと思います」と、期待を喜びつつも、結果で応えなければいけないとした。
ケガ人もいて、調整中の選手もいる状況については「こういう大会は総力戦」と語り、「どういう大会でも一緒で、ワールドカップでもそうでしたし、実際に別メニューで調整している選手もいますが、普段出られていない選手が熱い思いを持って練習から取り組んでいると思います。総力戦になると思いますし、出た選手がしっかりプレーしないといけないなと思います」と、チーム一丸となって戦い抜くことが大事だとした。
日本の初戦は14日。ベトナム代表と対戦する。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「ギラギラしてやっていきたい」中東経由、33歳での欧州初挑戦…シント=トロイデンでチャレンジする谷口彰悟の想い「ヨーロッパで戦えることを示したい」
超ワールドサッカー / 2024年8月14日 22時52分
-
冨安&板倉の牙城を崩せ! 大岩ジャパンから森保監督への“推薦状”【前園真聖コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年8月8日 7時10分
-
「もっと上にいかなければ…」ベスト8敗退のU-23日本代表、FW細谷真大は課題と収穫と口に…幻のゴールは「凄く理想に近い」
超ワールドサッカー / 2024年8月4日 18時55分
-
存在感を示したU23高井 中3時は「板倉よりスケールが大きい」とセンターバックで10番
スポニチアネックス / 2024年8月4日 7時59分
-
「成長するしかない」パリ世代で最も伸びた男・高井幸大…五輪で得た課題と自信、芽生えた海外への意欲
ゲキサカ / 2024年8月3日 9時6分
ランキング
-
1「国境を越えた深い友情を見た思いだ」 取材後に小さな贈り物を…石川佳純が中国を感動させた心配り
THE ANSWER / 2024年8月15日 5時53分
-
2「天使みたいな人っているよね」 卓球・張本美和、8歳上の中国No.1女子との交流が中国で話題に
THE ANSWER / 2024年8月15日 6時13分
-
316歳Jデビュー→欧州で飛躍 6億円超の“逸材”がイングランド挑戦決定「まじ!?」「びっくり」
FOOTBALL ZONE / 2024年8月14日 6時10分
-
4「食糧は若い人にあげて」と固辞して47歳で餓死…日本にクロールを広めた男・内田正練の凄絶な後半生《戦場に消えたオリンピアン》
文春オンライン / 2024年8月15日 6時0分
-
5大谷翔平が「35-35」 Aロッドに並ぶ史上2位のスピード記録、今季6度目のマルチ盗塁
Full-Count / 2024年8月15日 10時43分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)