Jリーグに選手・コーチとして計5年間…元U-21スペイン代表MF“シシ”が日本時代を回想「それまで知らなかったよ」
超ワールドサッカー / 2024年1月11日 20時0分
2023シーズンの徳島ヴォルティスでアシスタントコーチを務めた元U-21スペイン代表MFシシーニョ氏(37)。計5年間過ごした日本時代を振り返った。
20代前半の頃、2007-08シーズンにラ・リーガのバジャドリーで脚光を浴びたのち、チームメイトの影響で以前から興味があったという日本への渡航を30代にして決意した“シシ”ことシシーニョ氏。アビスパ福岡MF城後寿の“ファン”としても知られる。
2017年にFC岐阜入りすると、18〜19年は徳島、20年は愛媛FCと計3クラブでプレー…世代別スペイン代表の経験も持つ小柄なアタッカーは、四国・愛媛で現役再活にピリオドを打った。
引退後は古巣バジャドリーの育成年代で指導者キャリアをスタートし、2023シーズンから徳島のコーチに。ただ、チームはJ2リーグで10勝19分け13敗の15位フィニッシュと、2005年のJリーグ参入以降で最低タイの順位に。シシーニョ氏は徳島に2度目の別れを告げることとなった。
一番の親友は14歳から付き合いがあるダビド・シルバ氏という37歳は、現在スペインに帰国し、自宅のあるアルバセテで指導者キャリア再開に向けて英気を養っている最中。そんななか、スペイン『Relevo』のインタビューで日本時代を振り返った。
「日本の人たちというのは非常に思慮深く、隣人のことを気にかける。自らの立ち振る舞いを意識し、他人に迷惑をかけていないか常に考える。スリッパを履いたままトイレへ入ることは決してない」
「岐阜、徳島、愛媛…3年ちょっとで3クラブに所属した。私はその経験が欲しく、何より言語を学びたかった。日本へ行く外国人選手には通訳が付くことが多く、言語を学ばなくても通訳が問題を解決してくれる」
「だが、私は英語も話せないまま日本へ行き、通訳もいない。恥ずかしがることなく日本語を勉強できただろうか。日本では自らの発する言葉や行動を自分自身がよく理解しておくべき…キミ(インタビュアー)に説明してもどうゆうことかピンとこないだろう(笑) 私も実際に体感して理解した」
母国スペインを飛び出したのち、韓国、ポーランド、ギリシャを経て、最後は日本でプレーしたシシーニョ氏。以前から興味があった日本という“国”だが、“サッカー”の面でも選手キャリアの最後に前向きな驚きがあったという。
「日本にあれほどハイレベルなサッカー、各クラブのカラー、あんなに素晴らしいスタジアムがあるなんて…僕はそれまで知らなかったよ」
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
岩手の40歳DF深津康太が22年間のキャリアに幕、J1町田にはJFL時代から計13シーズン在籍「最高のサッカー人生をありがとうございました!」
超ワールドサッカー / 2024年11月24日 21時20分
-
岐阜の主将MF庄司悦大が今季限りで現役引退…J2で218試合、J3で155試合に出場「楽しすぎるサッカー人生でした!」
超ワールドサッカー / 2024年11月12日 10時25分
-
欧州挑戦も半年で契約解除「無職の2か月」 身重の妻と離れ…渡った先の壮絶な過去【インタビュー】
FOOTBALL ZONE / 2024年11月11日 7時50分
-
元日本代表MF長谷川アーリアジャスール、現役引退を発表 36歳でキャリアに幕「18年間は財産」
FOOTBALL ZONE / 2024年11月7日 15時1分
-
南葛SCの4選手が現役引退を発表! 元Jリーガーの下平匠、秋山大地、楠神順平に大卒3年目の森山翔介が今季限りでキャリアに幕
超ワールドサッカー / 2024年11月5日 17時40分
ランキング
-
1「ずっと出たいけれど」対応次第 代表参加、協会に問題提起の八村
共同通信 / 2024年11月28日 18時54分
-
2これぞ辰己涼介! ゴールデン・グラブ賞表彰式に“全身金ピカ”で登場 場内爆笑
スポニチアネックス / 2024年11月28日 14時47分
-
3大逆風の田中将大まさかの〝浪人〟危機…ヤクルト興味も素行に関する風評が足かせに
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月27日 11時32分
-
4突然の引退発表「え、嘘だろ」 J通算91ゴール…名助っ人の決断に騒然「衝撃すぎる」
FOOTBALL ZONE / 2024年11月28日 14時33分
-
5騎手のスマホ使用問題は「競馬の根幹を揺るがす問題」とJRAが説明 処分の重さに影響
スポーツ報知 / 2024年11月28日 18時21分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください