16年ぶりJ1復帰の東京Vが新体制発表会見実施…13名の新戦力が意気込み語る
超ワールドサッカー / 2024年1月14日 22時57分
東京ヴェルディは14日、2024シーズンの新体制発表会見を実施した。
昨シーズン、城福浩監督の下で明治安田生命J2リーグを3位でフィニッシュし、J1昇格プレーオフを制して16年ぶりのJ1復帰を果たした東京V。
今冬の移籍市場においては、昇格に貢献したMF中原輝(サガン鳥栖)が期限付き移籍期間満了、DF加藤蓮(横浜F・マリノス)が完全移籍で退団。さらに、現役引退と共にトップチームコーチに就任したMF奈良輪雄太、長年クラブを支えたMF小池純輝(クリアソン新宿)、MF梶川諒太(藤枝MYFC)らベテランが旅立った。
その一方で、J1昇格を争ったライバルクラブから見木友哉と翁長聖、関西に本拠地を置くJ1クラブから山見大登、木村勇大、山田楓喜らが加入。さらに、昨シーズンの関西大学1部リーグでMVPに輝いた食野壮磨ら大学生3名、U-18日本代表の中村圭佑らが加入した。
味の素スタジアムで行われた新体制発表会見には城福監督と共に、13人の新加入選手が出席。なお、AFCアジアカップ2023を戦う日本代表のトレーニングパートナーとしてカタールに滞在中のU-18日本代表GK中村圭佑(静岡学園)は欠席となった。
久々にJ1の舞台に戻ってきた名門で躍動が期待される新加入選手たちは、新天地での意気込みを語った。
◆FW白井亮丞(東京ヴェルディユース)
「今年の目標は得点をすることでチームの勝利に貢献することです」
―ヴェルディの印象
「技術があって自分は育成出身なので育成がすごいと思っています」
◆DF山田裕翔(国士舘大学)
「ヴェルディの勝利に貢献し、誰よりも熱く戦うので皆さま応援よろしくお願いします」
―ヴェルディの印象
「一昨年に入団した谷口(栄斗)さんや綱島(悠斗)さん、飯田さん(ヴァンラーレ八戸に期限付き移籍)もいるなかで、彼らは大学時代に主力としてプレーしていて自分のなかで憧れの存在でした。その選手とまた一緒にプレーできることが嬉しいですし、同じように早くピッチに立って活躍したいです」
◆MF食野壮磨(京都産業大学)
「一日でも早くピッチに立ってチームの勝利に貢献できるように頑張ります」
―ヴェルディの印象
「技術があって巧い選手が多い印象でしたが、去年は巧さに加えて戦うところがすごく出ていてそこが印象に残っています」
◆FW古川真人(国士舘大学)
「タフに貪欲に、そして謙虚に東京ヴェルディの勝利のために全力を尽くします」
―ヴェルディの印象
「先輩方からいろんな話を聞いたなかで、巧い選手や戦うところやタフさという部分もイメージにあります」
◆MF山本丈偉(東京ヴェルディユース)
「小学3年生から育ててもらったクラブに恩返しできるように頑張ります」
―ヴェルディの印象
「先輩たちはみんな優しくて自分はユース出身なので、谷口くんや森田(晃樹)くんといったたくさんの良い見本がいるので、そういう選手からたくさんいろんなものを吸収して成長できるように頑張りたいです」
◆DF袴田裕太郎(大宮アルディージャ)
「強いヴェルディを築けるようにプレーと行動で体現したいと思います」
―自身の強み、ヴェルディで成長させたい部分
「自分の特長は左利きなので左足からのビルドアップやロングパスを特長にしています。ヴェルディはDAZNでも見ていましたが、90分間通してハードワークできるチームで、一人ひとりの技術が高いので、そういった部分を自分も伸ばすことができればもっともっと活躍できると考えています」
―加入を決断した理由は
「自分の特長を最大限活かせると確信していましたし、城福監督と電話越しに話をしましたが、この監督と一緒にやりたいと思って決断させていただきました」
―今季の個人目標
「具体的な目標は立てていないですが、自分は毎日の積み重ねがピッチ上で出ると思っているので、本当に毎日やり残すことなくやり続けることが自分がプロになってから大事にしているところなので、そこを今年1年は特にこだわってやっていきたいです」
◆MF山田楓喜(京都サンガF.C.)
「ヴェルディを勝たせます」
―自身の強み、ヴェルディで成長させたい部分
「左足が得意で他の人が持っていない左足を自分は持っていると思うので、自分を以前から知っている人もこれから知る人もプレーを見てもらえば、どういう左足を持っているか分かってもらえると思いますし、そこを見てもらいたいです。このクラブを勝たせることもそうですし、自分がどれだけ上に上がって行けるかという部分で大事な1年になると思うので、私生活でもピッチでもひとつ上の自分に成長したいです」
―加入を決断した理由は
「自分を最大限に活かせると思ってこのチームを選びました。城福さんと話したときに城福さんの熱い想いを自分のなかでしっかりと受け取りましたし、自分の想いもちゃんと受け止めてくれて熱意を聞いてくれた部分もあってここを選びました」
―今季の個人目標
「明確な目標は特にないですが、このチームを勝たせること。自分はオリンピック世代で今年はオリンピックがあるので、そのオリンピックを目標にしつつ、でもあまり意識せずという感じで、オリンピックにとらわれることなくこのチームでやるべきことをやっていけば、そこにも入っていけると思っています。そういった意味でこのチームでやるべきことをやることが自分の今年の目標です」
◆FW木村勇大(京都サンガF.C.)
「ゴールとアシストでチームの勝利に貢献できるように頑張ります」
―自身の強み、ヴェルディで成長させたい部分
「自分の特長はボールを持ったときの推進力やゴール前の迫力だと思っています。このクラブではハードワークや強度の高いプレーを連続してやるところを身に着けたいと思います」
―加入を決断した理由は
「ジュニアに所属していたこともありますし、大学のときにも声をかけていただいていたので、それでまた声をかけていただいたというところでご縁を感じました。そして、選ばせていただきました」
―今季の個人目標
「まずは1年間ケガをせずに自分のパフォーマンスを出し続けるところ。あとは前線の選手である以上、ゴールやアシストという結果が求められると思うので、具体的な数字は作っていないですが、ゴールもアシストもできるだけ残したいです」
◆MF翁長聖(FC町田ゼルビア)
「チームのために頑張ります」
―自身の強み、ヴェルディで成長させたい部分
「自分の特長はアップダウンができるところです。それよりもあまり人に左右されないところが一番のストロングだと思っています。このチームでは年齢も上になってくるので、責任感を持って頑張りたいです」
―加入を決断した理由は
「当然自分が成長できると考えて決断しましたが、最後は自分の感覚を信じて直感で決めました」
―今季の個人目標
「目標はケガをしないことですしないことです」
◆MF見木友哉(ジェフユナイテッド千葉)
「シーズン通してフル稼働し、より多くの勝利に貢献できるように頑張ります」
―自身の強み、ヴェルディで成長させたい部分
「負けないところは技術力の高さだと思っているので、そこはチームで負けないように頑張りたいです。去年のJ2で3回対戦しましたが、強度の高いチームだとすごく感じました。強度の高い部分とクオリティを持ったチームにできるように自分の力を最大限発揮していきたいです」
―加入を決断した理由は
「J1に挑戦したかったところと、城福監督から評価していただいたことが決め手になりました」
―今季の個人目標
「目標は2桁ゴール以上を取りたいと思っています」
◆FW山見大登(ガンバ大阪)
「ひとつでも多くの勝利に貢献できるように頑張ります」
―自身の強み、ヴェルディで成長させたい部分
「自分のストロングポイントはアタッキングサードでの仕掛け、そこからシュートに持っていく部分がストロングだと思っています。前からの守備や守備の強度が自分に足りていないと思っているので、そこを成長させていきたいです」
―加入を決断した理由は
「昨年の夏から話をいただいていて、今回が2回目ということで、夏に断ったにも関わらず、再び声をかけていただいたところで縁を感じました。ガンバ大阪では上の先輩が多くチームの中心ではなかったので、自分がチームを引っ張っていくという気持ちで戦えるチームでプレーしたいと考えていたなかでヴェルディを選びました」
―今季の個人目標
「目標はガンバ大阪の方からゴール、アシストをできるだけ取ってこいと言われているので、そこにこだわっていきたいです」
◆MF永井颯太(いわきFC)
「チームのために全力で戦います」
―自身の強み、ヴェルディで成長させたい部分
「自分のストロングはドリブルとボールタッチだと思っています。成長させたい部分は守備の強度が低いので、そういった面に自分自身で向き合って成長させていきたいです」
―加入を決断した理由は
「自分がこのチームに加入することで成長できると思ったことと、魅力的なチームであると去年から感じていました。あとは大学の同期がJ1で活躍する姿を見て自分もJ1で勝負したい気持ちが強くなり、この決断をしました」
―今季の個人目標
「ゴールやアシストという結果にこだわっていきたいです」
◆DF河村匠(いわきFC)
「チームの勝利に貢献できるように頑張ります」
―自身の強み、ヴェルディで成長させたい部分
「自分のストロングは左サイドでの攻撃参加でチャンスメークをしたり、ハードワークする部分です。自分はプロ2年目なので、どんなことでもプラスに吸収していけるように他の選手から良いところを学んでいきたいです」
―加入を決断した理由は
「いわきFCで昨シーズンに2回対戦しましたが、目の前の相手との駆け引きなど個人戦術が高いチームで、間違いなく自分に足りていない部分なので、ここに来れば成長できると考えて来ました」
―今季の個人目標
「スタメンに定着して1試合でも多く試合に出ることです」
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