「やられて少し目が覚めた」セットプレー2発で逆転を許した日本代表、谷口彰悟は「地に足つけてやり続けた結果」と逆転劇を振り返る
超ワールドサッカー / 2024年1月15日 18時45分
日本代表のDF谷口彰悟(アル・ラーヤン)が、アジアカップ2023のベトナム代表戦を振り返った。
14日、アジアカップ2023のグループD初戦で日本はベトナムと対戦した。2011年以来の3大会ぶり5度目の優勝を目指す日本。対戦相手は、2000年に日本代表を率いてアジアカップを制したこともあるフィリップ・トルシエ監督が指揮するベトナムだった。
力の差がある中で11分に南野拓実のゴールで日本が先制。波に乗っていくのかと思われたが、16分にCKから失点すると、33分にはFKから失点。予想だにしなかった前半のうちに逆転されてしまう。
しかし、前半終盤に南野が2点目を決めて追いつくと、アディショナルタイムには中村敬斗が6試合連続ゴールとなるスーパーゴールで前半に逆転して折り返す。
後半はペースを取り戻した日本がしっかりとゲームコントロール。ベトナムにほとんど攻撃をさせずに主導権を握ると、85分に途中出場の堂安律、久保建英と繋いで最後は同じく途中出場の上田綺世がゴール。終わってみれば4-2で日本が白星スタートとなった。
セットプレーからの2失点で苦しい戦いになった日本。谷口は試合後のメディア対応で反省した。
「先制するまでは良かったですし、初戦はどんな大会でも難しくなるというのは想定していましたが、セットプレー2発で逆転されたのはやってしまってはいけないです」
「どんな相手でも得点をされると乗ってくるということは思い知らされました。やられる前にきちんと自分たちで対処できれば良かったですけど、やられて少し目が覚めたというのはあります」
「ただ、そこから崩れることなく、しっかりボールを動かしながら隙を突いていくことはできました」
決して侮っていたわけではない。ただ、上手く相手のサインプレーにもやられた形だ。失点シーンの反省点については「1失点目はCK、2失点目はFKでしたが、セットプレーに対するアラートさ、バトルも含めて修正しないといけないですし、セットプレーになる前のプレー。今日はボールが相手チームに溢れることが多くて、少しずつ相手がリズムを掴み、掴ませてしまったなというのが反省点です」とコメント。「ワンチャンスを狙ってくる相手が多いと思うので、今日は反省点が多かったです」と語り、セットプレーの局面だけではなく、その前のプレーからもう少し上手くやりたかったと語った。
ベトナムの前線の選手はクイックネスもあり、マークを剥がされるシーンも多く見られた。谷口はベトナムについて「相手もボールを凄く大事にして繋いでくるチームでしたし、取りに行っても剥がされるシーンも結構あって、相手は俊敏性がある選手がたくさんいてやりにくさもありました」とコメント。「こっちが我慢強くやらなければいけないですし、全てが全て上手くいくとは思っていなかったので、そういうところでは逆転されてリードされましたけど、地に足つけてやり続けた結果、逆転できました。展開としては自分たちが思い描く展開ではなかったですが、勝ち切れたところ、初戦も含めて、アジアは簡単じゃないというのをみんな感じたと思います」と、厳しい試合を初戦から戦ったことで、改めて気も引き締められたと振り返った。
【動画】日本代表、ヒヤリとした前半も力を見せつけ逆転勝利
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
中国の“ピッチ縮小”姑息手段も跳ね返す!森保JのW杯予選独走を支えるFW小川航基の得点力とセットプレーの得点増
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月27日 9時26分
-
アジア杯敗退→10戦負けなし 士気上がらず…森保監督がチームを立て直した2つの“秘策”【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年11月24日 7時50分
-
「信じてあそこに入った」前半最後の見事な追加点を決めた板倉滉、負傷者続出のDF陣の要として振り返る「2連勝はポジティブ」
超ワールドサッカー / 2024年11月20日 0時10分
-
「上手く崩せた」圧巻のクロスからアシストの伊東純也、CKのクロスは「練習でも上手くいっていた」と手応え
超ワールドサッカー / 2024年11月20日 0時0分
-
「チャンスがあれば振り抜いてやろうと」三笘薫のパスをダイレクトで蹴り込んだ南野拓実、最終予選3点目は「決まって良かった」
超ワールドサッカー / 2024年11月16日 0時8分
ランキング
-
1大仁田厚、1度目の“引退試合”の相手・マイティ井上さん悼む「俺のレスラー人生の歴史的瞬間に立ち会ってくれた人」
スポーツ報知 / 2024年11月28日 21時54分
-
2大逆風の田中将大まさかの〝浪人〟危機…ヤクルト興味も素行に関する風評が足かせに
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月27日 11時32分
-
3「ずっと出たいけれど」対応次第 代表参加、協会に問題提起の八村
共同通信 / 2024年11月28日 18時54分
-
4国際、全日本プロレスで活躍した「名レスラー」マイティ井上さん、75歳で死去…先月6日は都内でトークイベントに出演していた
スポーツ報知 / 2024年11月28日 21時37分
-
5ドジャースの後払い総額が10億ドル目前! 「制度が不公平に見える」ニューヨーク紙が指摘
スポニチアネックス / 2024年11月29日 8時32分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください