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「カードを出すのが簡単すぎる」韓国代表指揮官が中国人主審を批判、合計7枚のイエローカードで苦しい戦いに「トリッキーな試合だった」

超ワールドサッカー / 2024年1月16日 13時55分

写真:Getty Images

韓国代表のユルゲン・クリンスマン監督が、バーレーン戦を振り返り、主審を批判した。韓国『聯合ニュース』が伝えた。

12日に開幕したアジアカップ2023。韓国は、15日にグループE第1節でバーレーンと対戦した。

実力差のある中で、試合は3-1で韓国が勝利。しかし、前半はバーレーンのスピードあるカウンターとインテンシティの高い展開に苦戦していた。

後半に入り、イ・ガンインが圧巻の2ゴールを記録して3-1で勝利を収めたが、14日の日本代表同様に初戦で苦労したことは否めなかった。

試合後の記者会見に臨んだクリンスマン監督は、イエローカードを両チーム合わせて7枚も提示した中国のマ・ニン主審を批判した。

「今日バーレーンと対戦することは簡単ではないと分かっていたが、結果的には少し荒れた試合になってしまった」

「トリッキーな試合だった。中国人主審があまりにも早く多くのイエローカードを出したことが大きく関係していた。そのため我々コーチ陣はプロセスを熟考する必要があった」

この試合では開始9分にパク・ヨンウに1枚目のイエローカードが出されると、13分にキム・ミンジェ、28分にイ・キジェとカードが提示。徐々に試合が激しさを増すと、31分にはバーレーンのアリ・ジャファル・マダン、45分にはモーゼス・アテデにカードが出され、前半だけで5枚のカードが出ることに。さらに、韓国は51分にチョ・ギュソン94分にソン・フンミンにもカードが出ていた。

どれも悪質とは言い難いプレーだったが、クリンスマン監督は簡単にカードが出過ぎると苦言。それにより、ゲームプランを変える必要があったと明かした。

「ファウルをするのは普通のことであり試合の一部だが、たとえ彼らがちょっとしたファウルを犯したとしても、退場になるのではないかと心配していた」

「そのため、我々は反応し、注意を払わなければならなかった。明らかに、最初の試合で我々は多くのイエローカードをもらいすぎた」

「我々が考えなければならないことでもある。もっと良くしなければいけないが、私はカードを出すのが簡単すぎであり、少し大袈裟だったように感じている」

結果として退場者が出なかったものの、反則ポイントは貯まることに。また、アジアカップでは1枚の警告はグループステージ終了後にリセットされ、グループ最終戦で2枚目の警告を受けて出場停止処分となっても、決勝トーナメントには持ち越されないレギュレーションとなっている。

【動画】両軍合わせて7枚のイエローカードの荒れた試合も韓国代表が3ゴールで勝利


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