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2試合連続4失点にプレミア11位…チェルシーファンは前オーナー時代を懐かしむ

超ワールドサッカー / 2024年2月5日 14時10分

チェルシーファンはしんどい日々が続いているようだ。イギリス『ミラー』が伝えている。

4日、チェルシーはプレミアリーグ第23節でウォルバーハンプトンと対戦。19分にコール・パーマーが先制点も、直後に同点とされ、82分までに1-4というスコアに。終盤にチアゴ・シウバ弾で1点を返すも、2-4と敗れている。

これでリバプール戦に続く2試合連続の4失点黒星、そして公式戦3試合未勝利。また、ウォルバーハンプトン相手にホームで敗れるのは1979年以来45年ぶりだったという。

もはやチェルシーの敗戦は珍しくも何ともないこととなってしまっているが、この日、本拠地スタンフォード・ブリッジの観客席の一角からは、前オーナーであるロマン・アブラモビッチ氏を称えるチャントが歌われた。

ロシア人実業家のアブラモビッチ氏は2003〜22年にかけてチェルシーを保有し、プレミアリーグ優勝5回、FAカップ優勝5回、EFLカップ優勝3回、チャンピオンズリーグ(CL)優勝2回と、それまでプレミア優勝経験がなかったクラブを欧州随一の強豪へと押し上げた。

ウラジーミル・プーチンと関係が深く、母国のウクライナ侵攻を境に経済制裁が強化され、チェルシーを手放すこととなったアブラモビッチ氏。以後、トッド・ベーリー体制となってからのチェルシーの下降線についてはもはや説明不要だ。

ウルブス戦終了後、マウリシオ・ポチェッティーノ監督はこんなコメントを残している。

「今日は我々の不十分さを示すもの。状況に応じて適切なコントロールができなかった。クラブの歴史に見合っていないし、それを受け止め、厳しくいく必要がある。我々は実力が足りない」

チェルシーはこれで9勝4分け10敗の11位、得点38・失点39・得失点差-1…CL争いと無縁の中堅勢力となっている。

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