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アデバヨール氏がトーゴ代表監督就任? スポーツ大臣直々のご指名に対し…「自分の気質は…」

超ワールドサッカー / 2024年2月9日 15時55分

プレミアリーグを彩った名ストライカー、元トーゴ代表FWエマニュエル・アデバヨール氏(39)が指導者転身の可能性について語った。イギリス『サン』が伝えている。

西アフリカの小国トーゴを2006年のドイツ・ワールドカップ(W杯)出場に導いたアデバヨール氏。すらりとした192cmの長身ストライカーは、A代表通算66試合29ゴールを記録した同国史上最高のフットボーラーであると同時に、陽気なキャラクターで今なお愛される39歳だ。

クラブキャリアはプレミアリーグ歴が長く、アーセナルにトッテナム、クリスタル・パレス、また黄金時代到来前のマンチェスター・シティでもプレー。その他、レアル・マドリー、モナコなどでも活躍し、最後は母国トーゴで昨年3月にスパイクを脱いだ。

そんなアデバヨール氏、現役引退から1年近く経過し、今月26日で40歳を迎えるなか、近々トーゴのスポーツ大臣と面会し、とある協議に臨むことを現地メディアに明かした。

どうやらトーゴ代表監督就任を要請されてきた模様。(アフリカではサッカーへの政治介入が珍しくない) しかし、「自分の気質は指導者向きじゃない。コーチにはなれないよ」としてすでに断りを入れ、代わりにアドバイザー的な立ち回りの役職創設に向け、話し合う予定とのことだ。

「若い兄弟(代表選手)たちに同行し、私の経験を共有することでなら貢献できるだろう。W杯でもプレーしたし、アフリカ・ネーションズカップでは準々決勝まで進んだ。ビッグゲームへの心理的対処は私が伝えていくべき要素だと思う」

「どうすればトーゴに貢献できるか私自身も知りたい。今開催中のアフリカ杯2023が終われば、大臣にまた会う予定だよ」

現役時代にプレミアリーグ通算97ゴールを叩き出し、アーセナル時代の2007-08シーズンにはPFA年間ベストイレブンを受賞したアデバヨール氏。今後の指導者転身は頭にないようだ。

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