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「光さんの想いも背負って」石川璃音は浦和の誇りを、猶本の想いを胸にパリ五輪最終予選へ

超ワールドサッカー / 2024年2月9日 17時5分

三菱重工浦和レッズレディースのなでしこジャパンDF石川璃音がパリ・オリンピックアジア最終予選への想いを口にした。

8日、日本サッカー協会(JFA)はパリ・オリンピックアジア最終予選となる北朝鮮女子代表戦へ向けたなでしこジャパンのメンバーを発表。浦和からは清家貴子、高橋はな、石川の3名が選出された。

9日にクラブでのトレーニングを終えて取材に応じた石川は、「自分が選ばれたのはチームのみんなのおかげでもありますし、レッズに入っていなかったらこうして定期的に選んでもらえなかったと思うので、みんなに感謝しながら戦いたいと思います」と、日本の、そして浦和の看板を背負って戦う決意を言葉にした。

ホーム&アウェイで行われる第1戦目の会場が未定となっていることについては、「不安はありますけど、(相手は決まっているので)あとは戦うだけ。そこに囚われてはいないです」と、勝利を目指すことに焦点を当てる。

北朝鮮については高い強度を誇るとの印象を持っているようだが、「勢いを持って削りにくるプレーなどもあると思いますが、受け身にならないで自分から仕掛けてアグレッシブなサッカーができたら。初めのプレー、一発目でバーンと行くのが大事かなと思います」と、対人勝負でも引けを取るつもりは全くない。

また、これまでなでしこジャパンを支えながらも、直前の大ケガにより、戦列を離れることになった猶本光について、石川は目を潤ませながら「光さんの分まで戦えるように」と、想いを背負って決戦に臨むことを誓った。

「大好きな先輩で、助けてもらったこともたくさんありますし、一緒に戦えないのは悔しいです。でも、光さんの方がもっと悔しいと思う。今年に懸けていた思いも聞いていたので、光さんの分まで戦えるように、そういう想いも背負って頑張りたいなと思います」

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