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PK3発で敗れて準優勝も史上初の快挙、ヨルダン代表監督は選手を誇りに「新たな道を切り拓いた」

超ワールドサッカー / 2024年2月11日 13時55分

ヨルダン代表のフシーヌ・アムタ監督が、準優勝に終わったアジアカップを振り返った。アジアサッカー連盟(AFC)公式サイトが伝えた。

10日、アジアカップ2023の決勝が行われ、ヨルダンはカタール代表と対戦した。

史上初となる決勝に臨んだヨルダン。開催国でディフェンディングチャンピオンを相手にした決勝だったが、前半にPKで失点する。

しかし、後半に入って反撃に出ると、ヤザン・アル・ナイマトのゴールで同点に。逆転を目指したが、その後にPKから2失点を喫し、1-3で敗戦。準優勝に終わった。

試合後、アムタ監督は優勝を逃したものの選手たちを称え、PKを与えたことを悔やんだ。

「彼らは素晴らしい大会を戦ったので、選手たちには大きな誇りしかない。彼らはとても良いプレーをし、我々を決勝に導いてくれた」

「ただ、前半の我々のパフォーマンスは、クロスやパスの精度が悪く、少し苦戦した。後半は改善して同点に追いついたが、その後2つのPKを許してしまった」

「PKのせいでとても難しくなったが、選手たちはベストを尽くした。試合ではミスが起こることを受け入れなければならない」

それでも、ベスト8がこれまで最高位だった中で、見事に決勝まで進出したヨルダン。アムタ監督はこれをベースにする必要があると語った。

「我々は確かにより多くのことを望んでいたがそうはならなかった。でも、選手たちがここから得ることができるものはたくさんある。彼らは新たな道を切り拓いた。そして選手たちがこれを基礎にしていくことが大事だ」

ヨルダンは2026年の北中米ワールドカップに向けたアジア予選で2試合を戦い、サウジアラビア代表に敗戦、タジキスタン代表に引き分けと勝ち点1の状況。アジア2位という結果を持って3月から予選が再開するが、パキスタン代表とサウジアラビア代表との試合ではより良い結果を残す必要があるとした。

「我々は新たなレベルを作り上げたが、今重要なことは技術的、フィジカル的な側面を改善し続けることだ」

「選手たちはよりハードにトレーニングをし、試合でより多くのパフォーマンスを発揮しなければならない。我々が到達したレベルを維持するために、所属クラブで定期的にプレーする必要がある」

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