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「選手としてほぼ完全体」テオ・エルナンデスの得点関与が年明けから急増

超ワールドサッカー / 2024年2月18日 16時10分

ミランのフランス代表DFテオ・エルナンデス(26)が好調だ。イタリア『カルチョメルカート』が論じている。

世界最高峰の左サイドバック・テオ。兄リュカと共にスペインで育まれた元レアル・マドリーの26歳は、インパクト絶大の超攻撃的サイドバックとして名を馳せる。

2019-20シーズン加入のミランでは公式戦通算197試合28ゴール35アシスト。今シーズンは30試合で4ゴール7アシストと計11得点に関与し、これはセリエAの全DF中最多。また、2024年に入ってからは公式戦9試合で2ゴール5アシストを叩き出す。

その直接的な得点関与の多さこそ世界最高峰と言われる所以なわけだが、1試合あたりのスプリント数、インターセプト数、デュエル勝利数・勝率なども軒並み水準を上回り、『カルチョメルカート』は「選手としてほぼ完全体」と称える。

したがって、2026年6月までとなっている契約の延長には、ミランはそれ相応のオファーが必要に。選手自身の「ミランで快適だ。移籍は考えていない」というコメントに甘えず、年俸400万ユーロ(約6億4000万円)からの大幅昇給が“筋”だと論じられている。

ちなみに、前述の通りテオはミラン通算28ゴール。元イタリア代表DFパオロ・マルディーニ氏がミラン一筋24年間で積み上げた「33」ゴールまであと5ゴールに迫っている。

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