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シティ戦のパフォーマンスは「周りにも刺激に」、遠藤航が考える闘志むき出しでくる北朝鮮との大一番のカギは「前向きなプレーの選択ができるかどうか」

超ワールドサッカー / 2024年3月21日 7時30分

20日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選兼2027アジアカップ予選の北朝鮮代表戦に向け、MF遠藤航(リバプール)が意気込みを語った。

21日に控える北朝鮮戦。国立競技場での戦いとなるが、2017年12月に行われたEAFF E-1サッカー選手権以来6年ぶりの対戦となる。

アジアカップ2023では優勝候補筆頭に挙げられながらもベスト8で敗退した日本。一方でW杯予選は2連勝スタートを切っており、ここで連勝を収めれば突破が決まることとなる。

この日から全体トレーニングに全員が参加。遠藤もその1人だったが、北朝鮮についてのイメージをトレーニング後の取材で語った。

「激しくというところだと思うので、自分たちもしっかりと準備しなければいけないですし、クレバーにボールを奪ったり、しっかり勝てるようにしたいです」

「そんなに準備期間はなかったので、コンディション調整です。いつも通りやっている準備はしている感じです。アジアカップについては自分たちでディスカッションしているし、今までやってきていることなのでそんなに変わらないです」

チームとしての練習は1日だけ。難しい状況ではあり、コンディション面も万全とは言えない。

遠藤は「全然問題ないというか、その中でもやらなければいけないのは使命だと思っています。言い訳にはしたくないので、自分の準備は最低限やって、まだまだ明日の試合まで時間があるので、しっかりリカバリーしていきたいです」と、試合までも回復に努めたいとした。

アジアカップではベスト8で敗退。不安視する声もあり、改善点も少なくない。遠藤は「もちろん明日の試合だけではないですけど、アジアカップの敗戦は今後にも生かさないといけないです。明日は明日のことを考えてやっています」と、目の前に集中するとコメント。「それぞれがアジアカップを経験して、悔しい思いをして、色々な経験をして、若い選手もいたりするわけで、その選手たちが今後どう成長していくかがカギになるかなと思います。明日の試合というよりは、若い選手が今後どういうパフォーマンスを見せるかに期待してもらえれば良いかなと思います」と、反省して改善された姿をいかに見せられるかが大事だとした。

そのアジアカップではロングボールやセットプレー、フィジカルを生かしたプレーに苦しみ敗退した。遠藤は「僕がイメージしているのは後ろを固めることもそうですが、(ロングボールの)出どころにどれだけ行けるかというのを話しています」とコメント。選手間でもしっかりと意思疎通はできているようで、「自分たちの守備の良さは勝っている試合はしっかりコンパクトにしてプレシャーに行きながら良い状態で蹴らせないというのが生命線だったし、守備をする上では大事になる」と強みを分析。「蹴ってくるからといって、後ろ向きの選択ばかりすると、結果的に相手からすると自分たちのゴールに近いところでプレーさせてしまう。蹴ってくる相手に対しても、前向きなプレーの選択ができるかというのは攻守において大事だと思う」と、気持ちや選択が後ろ向きになりすぎていたことが、アジアカップで露呈したと語った。

北朝鮮もハードに戦ってくることは容易に想像でき、アウェイゲームとなればより難しさも増す。しかし、「自分たちがW杯優勝を目指すところでは、前向きな選択をしたいですし、相手が前向きにくるからといって下がってはいられないです」とコメント。「もちろん我慢する時間はあると思いますけど、意識は常に前向きにあるということが結果的に勝つ確率を上げるかなと思います」と、いかに前に行く意識を持ってプレーできるかがポイントだとした。

その遠藤は所属のリバプールではレギュラーに定着。10日に行われたプレミアリーグ第28節のマンチェスター・シティ戦ではアンカーとしてフル出場。優勝を争う大一番では中盤の潰し役として出色のパフォーマンス。プレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出されるほど経った。

遠藤はシティ戦について「自分がそうやってシティとリバプールという大一番に出てプレーを見せていること自体が周りの選手の刺激になっていると思います」とコメント。「ここに来て新しいことをしようとは思わないですけど、シティ戦はやっぱりみんな見てるし、どちらかと言うと向こうから『見てたよ』という話をしてくるくらい影響があります」と、他の選手たちも注目していた中で、高いパフォーマンスが出せたことを振り返った。

また「やっぱりキャプテンとしては、もちろんそうやってプレーで見せていくということは、周りを結果的に引っ張るという意味でも大事だと思います」と影響をプレーで与えられるとし、「コミュニケーションもそうですけど、リバプールの中心として所属クラブでパフォーマンスを出していくことが日本代表にとっても一番かなと思います」と語り、予てから言われている所属クラブでの活躍が代表に影響を与える上で何よりも大事になるとした。

北朝鮮戦は、21日(木)の19時20分に国立競技場でキックオフを迎える。

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