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リース・ジェームズとTAA…トップ・オブ・トップの右SB2人に関心寄せるレアル・マドリー、獲得の実現性は?

超ワールドサッカー / 2024年3月30日 20時25分

レアル・マドリーはプレミアリーグでトップ・オブ・トップの右サイドバック2人に関心を寄せるが…。イギリス『90min』が論じている。

右サイドバック(右SB)が軒並みベテランのマドリー。1番手のDFダニエル・カルバハル(32)、2番手のDFルーカス・バスケス(32)、そしてマルチロールのDFナチョ・フェルナンデス(34)...有望な若手もいるが、中堅の実力者も欲しい。

したがって、他のポジション同様、この右SBも2024年夏の拡充対象とみなされ、プレミアリーグからはチェルシーのイングランド代表DFリース・ジェームズ(24)、リバプールのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(25)へ関心を寄せる、と報じられてきた。

どうやら、マドリーにとって、より現実的な獲得候補は後者のTAA。しかし、当然ながら容易ではない。

まずジェームズについては、チェルシーの生え抜きキャプテンであり、クラブ側と相思相愛。コナー・ギャラガーを売りに出すチェルシーもジェームズには値札を付けず、1億ポンド(約191億円)超えのオファーも受け付けないとの見方が強い。そもそもケガが多すぎてマドリーも躊躇する。

そしてTAA、アレクサンダー=アーノルド。こちらはマドリーが獲得に本腰を入れる可能性こそ排除できずも、選手本人がリバプールとの関係性に“リラックス”。2025年6月までとなっている契約は、ユルゲン・クロップ監督の後任にメドが立ち次第、延長交渉が始まるとされている。

リバプールが、クロップ監督の後任がクラブの将来を左右すると考えていることは想像に難くない。TAAもポスト・クロップの下で自らが右SBを続けるのか、中盤へコンバートされるのか、その将来に関心が強く、移籍は頭の片隅にもないと考えられている。

マドリーとしては、ポスト・クロップが不透明ゆえにTAAへの関心を強めているようだが、リバプールが状況をコントロールしている点を理解しているとみられている。

したがって、現状ではジェームズもTAAも獲得は非現実的という結論が弾き出されている。

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