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激震が走るチームにデータから見た未来予想図を出してみると?!の巻/倉井史也のJリーグ

超ワールドサッカー / 2024年4月6日 10時0分

今週何と言ってもビックリだったのは徳島の激動でしょ。吉田達磨監督の解任、岡田明彦強化本部長が辞任、島川俊郎の電撃引退、西谷和希と契約解除、って5日間の間に起きたこととしてはかつて例がないくらい。
 
そもそも徳島って、一度決めたら粘り強くやる風土じゃなかったでしたっけ? だからあまり監督を代えてきたイメージがなかったんだけど、2023年からバタバタと監督交代が続いてるはちょっと不思議。

というのはおいといて、現在J2リーグは8試合を終えて徳島は勝点5で、19位の群馬と並びながら得失点差で最下位。下位3チームが降格なんですけど、徳島、大丈夫なんですかね。数字で調べてみました。

J2って2011年は20チーム、2012年から2023年までは22チームだったから、まず今年と同じ38節でリーグが終わったとして、残留ライン17位のチームがどれくらい勝点を取っていたか考えてみますよ。すると……

2011年:42(水戸)
2012年:41(福岡)
2013年:42(北九州)
2014年:45(愛媛)
2015年:42(岐阜)
2016年:41(群馬)
2017年:44(岐阜)
2018年:46(栃木)
2019年:39(千葉)
2020年:44(松本)
2021年:37(大宮)
2022年:42(甲府)
2023年:44(いわき)

で、平均を取ってみると42.2。安全をみると43ほしいかなって感じですか。じゃあ、今の徳島のように8試合を終えて勝点5だったチームは38節終了時点までにどこまで勝ち点を伸ばしたかを調べるかな、と。まずそれぞれの年に8節終了時点(2011年は東日本大震災の影響で変則だったので8試合終了時点)で勝点5だったチームは……

2011年:京都
2012年:富山、鳥取、岐阜
2013年:岐阜
2014年:東京V
2015年:大分(勝点4)、熊本(勝点6)
2016年:水戸、徳島、北九州
2017年:山口(勝点6)
2018年:讃岐
2019年:山口
2020年:琉球(勝点4)
2021年:愛媛(勝点6)
2022年:琉球(勝点4)、山形(勝点6)、甲府(勝点6)
2023年:徳島

このチームが38節終了時点でどれくらいの勝点を稼いでいたかというと。

2011年:京都(58)
2012年:富山(35)、鳥取(32)、岐阜(34)
2013年:岐阜(32)
2014年:東京V(36)
2015年:大分(勝点4→38)、熊本(勝点6→50)
2016年:水戸(44)、徳島(48)、北九州(36)
2017年:山口(勝点6→31)
2018年:讃岐(30)
2019年:山口(47)
2020年:琉球(勝点4→43)
2021年:愛媛(勝点6→34)
2022年:琉球(勝点4→31)、山形(勝点6→55)、甲府(勝点6→42)
2023年:徳島(44)

なんと!! 勝点5だった12チームのうち、今年の残留目標勝点を稼いでいるのは5チーム、42パーセント。8節終了時点で勝点4だったチームでも残留を果たしているところもあるし、まだ間に合う!! しかも8節終わって勝点5だったことが、徳島には2回あってそのどっちも残留できてるんです。

どうでしょ? ちょっと光は見えたかな? まぁでもここでチームがまとまらなければどうなるかは明らかな感じ、しますけどね。

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