【J1注目プレビュー|第7節:神戸vs横浜FM】波に乗りたい神戸と波に乗り切れない横浜FMの港町対決

【明治安田J1リーグ第7節】
2024年4月7日(日)
14:00キックオフ
ヴィッセル神戸(4位/11pt) vs 横浜F・マリノス(14位/7pt)
[ノエビアスタジアム神戸]

◆波に乗りたい大一番【ヴィッセル神戸】

前節はサガン鳥栖とアウェイで対戦しゴールレスドロー。勝ち点1を持ち帰ることとなった。

守備陣は3試合目のクリーンシートで、6試合で3失点と好調。一方で、攻撃陣は前々節の北海道コンサドーレ札幌戦での6ゴールを除けば、4ゴール。3試合で無得点と少し寂しさもある。

王者としてより警戒が高まる中で安定した戦いを見せていることは事実。ただ、相手を崩しきれないシーンも見えており、昨シーズンと同様に全てをうまくやれうことは難しいだろう。

相手は近年優勝を争っている横浜FM。ここを1つ乗り越えて、加速するキッカケを掴みたい。

★予想スタメン[4-3-3]
GK:前川黛也
DF:酒井高徳、山川哲史、マテウス・トゥーレル、初瀬亮
MF:山口蛍、扇原貴宏、宮代大聖
FW:武藤嘉紀、大迫勇也、佐々木大樹
監督:吉田孝行

◆波に乗り切れない中での連戦【横浜F・マリノス】

前節はホームで川崎フロンターレとの神奈川ダービーを戦ったが、10人の相手にゴールレスドローに終わった。

1試合未消化ながら、ここまで2勝1分け2敗。ハリー・キューウェル監督の下で新たなことに取り組んでいる中で、結果がまだついてきているとは言えない。特に攻撃面はチャンスを作りながらも決定打に欠く試合が続いている。

川崎F戦も前半は非常に良い試合を見せながら、結果としてゴールを奪えず。ただ、これも産みの苦しみ。継続していくことで、より強力なチームになるべく、今は我慢の時期とも言える。

今節の相手神戸は高強度のプレスをかけてくる中で、不安も残るビルドアップがどう機能するか。復帰を果たした畠中槙之輔にも注目が集まる。

★予想スタメン[4-3-3]
GK:ポープ・ウィリアム
DF:松原健、上島拓巳、畠中槙之輔、加藤蓮
MF:渡辺皓太、喜田拓也、植中朝日
FW:水沼宏太、アンデルソン・ロペス、宮市亮
監督:ハリー・キューウェル