故障者続くオーストラリア女子、同国メディアはパリ五輪へ向け危機感「サイレンが回っている」
超ワールドサッカー / 2024年4月9日 20時45分
ケガ人続出のオーストラリア女子代表を危惧する声が、現地『ABC』から挙がっている。
2023女子ワールドカップ(W杯)では"ホーム"の大声援を受け、過去最高成績となる4位に入ったマチルダスことオーストラリア女子代表。パリ・オリンピックアジア最終予選でもウズベキスタン女子代表を圧倒し、3大会連続5度目の本戦出場を決めている。
オリンピックでは前回の東京大会を越えるベスト4入りが期待されるが、ここにきてケガ人が相次いでいる。
絶対的エースのFWサマンサ・カー(チェルシー)はヒザの前十字じん帯損傷のため、先の最終予選にも出場せず、オリンピック本大会も難しい状況だ。
さらに、MFカトリーナ・ゴリー(ウェストハム)は3月FA女子スーパーリーグ(FAWSL)での足首負傷を受けて手術。今季の離脱が発表されている。DFクレア・ハント(パリ・サンジェルマン)も疲労骨折で直近の女子チャンピオンズリーグ(UWCL)を欠場。DFコートニー・ネビン(レスター・シティ)は股関節の違和感でこちらもリーグ戦を欠場し、3選手とも10日のメキシコ女子代表戦へ向けたメンバーには招集されていない。
加えて合流直前にはDFアイビ・ルイク(ヘッケン)もハムストリングの負傷で招集を辞退。2023年6月以来の代表復帰を果たしたFWエミリー・ギールニク(メルボルン・ヴィクトリー)も合宿中にはふくらはぎのケガで離脱を余儀なくされた。
じわじわとチームを蝕む負傷を、『ABC』は「最近の相次ぐ負傷者は赤信号の点滅というよりは、うめき声を上げながら回るサイレンのようなもの」と形容。パリ・オリンピック本番へ向けて危機感を募らせる。
そして、「怪我によってこれほど深刻な危機に直面しているのはオーストラリアだけではない」とも警鐘を鳴らす。トップクラスの選手は、強度の高いクラブでの試合と代表戦を休む間もなく繰り返しており、回復が追い付かなくなっていると指摘する。
オリンピックの登録メンバーは通常よりも少ない18人で、日程も詰まっている。トニー・グスタフソン監督が頭を悩ませる事になるだろうが、多くの国にとっても他人事ではないだろう。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
日本 U―23アジア杯優勝逃せばパリ五輪初戦はスペインに!久保同僚やバルサ勢など逸材ズラリ
スポニチアネックス / 2024年4月30日 4時43分
-
U-23日本代表のパリ五輪最終予選に「3つの不安材料」…六川亨氏がシビアに検証
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月15日 9時26分
-
【パリ行きの命運を託された23選手】”驚き”の招集も190cmの長身と冷静な判断力でGKチームに刺激をもたらす、山田大樹
超ワールドサッカー / 2024年4月13日 21時0分
-
U-23日本代表 U23アジア杯メンバー発表 大岩剛監督会見要旨
ゲキサカ / 2024年4月4日 18時9分
-
浦和のDF高橋はなが6週間の負傷離脱…なでしこ北朝鮮戦で貴重なゴール WEでもFW起用で結果
超ワールドサッカー / 2024年4月3日 13時55分
ランキング
-
1大谷翔平に「ものすごく失望したよ」 ライバル球団の放送席が打席でボヤいたわけ「ショーが街に」
THE ANSWER / 2024年5月1日 5時13分
-
2大谷翔平に「1093億円を支払った理由が判明した」 止まらぬ日本企業進出に米驚愕
Full-Count / 2024年4月30日 14時3分
-
3リバプール遠藤が「わずか1年で退団する可能性」 現地指摘「明らかになってしまった」
FOOTBALL ZONE / 2024年5月1日 11時20分
-
4大谷出場試合、1時間55分遅れで試合開始と放送 ハチ大量発生の珍事…作業員に大歓声
Full-Count / 2024年5月1日 12時5分
-
5【MLB】エンゼルスに激震 主砲トラウトが左ヒザ手術で離脱もシーズン中復帰の見込み
東スポWEB / 2024年5月1日 10時6分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください