4戦未勝利のユナイテッド、テン・ハグ監督はチームに一貫性求める「もっとうまくやるべきだった」
超ワールドサッカー / 2024年4月14日 10時23分
マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督が引き分けに終わったボーンマス戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。
逆転でのトップ4フィニッシュを目指す6位ユナイテッドは、プレミアリーグで3試合勝ちなしの中、13日の第32節でボーンマスと対戦。序盤の先制を許すも、ポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスのゴールで追いついたが、すぐさま追加点を許し、1点ビハインドで試合を折り返した。
後半にはイングランド代表MFコビー・メイヌーのシュートが相手のハンドを誘いPKを獲得。これをブルーノ・フェルナンデスが決めて再び追いついたが、あわやPK献上のピンチを迎えながら最後まで勝ち越しゴールも奪えず、2-2のドロー決着となった。
試合後、テン・ハグ監督は多くのチャンスを許してしまった前半の内容を反省。ハーフタイムを経て修正できたと振り返っている。
「我々のチームには立ち直る力やキャラクターがある。我々は勝ちたい。そして我々は2度劣勢から反撃したが、それでも劣勢に立たされてしまった。全くもって不必要なことだ。ボールを失ってはいけないところで3回も失ってしまった」
「我々は必ずしも組織的ではなかった。特に右サイドだ。多少のギャップがあり、相手はそこから利益を得ることができた。我々はもっとうまくやるべきだった」
「後半は良くなった。より責任を負うようになり、サイドも抑えた。後半は2つのことを指示した。1つは、チャンスを作るためにフォーメーションやポジションを乱さず、不安定にならないこと。もう1つは守備の面で自分の仕事をすることだった」
しかし、4試合連続未勝利で7位に後退し、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏から遠のく結果に。テン・ハグ監督がチームに求めるのは、1試合通じての奮闘だ。
「この結果は十分ではない。それはわかっている。シーズン終盤に差し掛かってこの結果は十分ではないことはわかっている。そして実際、我々は今日もこれ以上の結果に値しなかった」
「前半にあれだけのチャンスを許せば、チームとしてそれ以上の価値はない。主導権を握らなければならない。チャンスを与えてはいけない。試合をコントロールし、自分のためにゴールを決めなければならない」
「我々は今、問題を抱えているが、自分たちのレベルでプレーしているし、自分たちのレベルにおいてはとても良いプレーができている。しかし、アディショナルタイムまで試合全体を通じてそれをやらなければならない。今日は違った。劣勢に立たされて反撃することになった」
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