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冨安が今季2点目を記録!ハヴァーツの決勝弾でアーセナルが逆転勝利も20季ぶりの優勝を逃す…【プレミアリーグ】

超ワールドサッカー / 2024年5月20日 2時18分

冨安健洋の所属するアーセナルは19日、プレミアリーグ最終節でエバートンと対戦し、2-1で勝利した。冨安はフル出場している。

奇跡の逆転優勝へ負けられない2位アーセナル(勝ち点86)は、直近のマンチェスター・ユナイテッド戦のスタメンから負傷のサカをマルティネッリに変更した以外は同じメンバーを採用。冨安は左サイドバックでスタメン出場している。

5試合負けなしと好調の15位エバートン(勝ち点40)に対し、アーセナルは6分に最初のチャンスを創出する。ボックス右角でボールを受けたライスのクロスをファーサイドの冨安が頭で合わせたが、ヘディングシュートはゴール右に外れた。

その後も攻勢を続けるアーセナルは、16分にもホワイトの絶妙なスルーパスで右サイドを抜け出したマルティネッリがボックス内まで切り込みシュート。しかし、これはGKピックフォードの好セーブに防がれた。

膠着状態が続くなか、アーセナルは32分にピンチ。エバートンは自陣でのボール奪取からカウンターを仕掛けると、左サイドを持ち上がったゲイエのパスを受けたキャルバート=ルーウィンがボックス左まで運びシュート。これが左ポストに弾かれると、跳ね返りを再びキャルバート=ルーウィンが詰めたが、シュートは左サイドネットに外れた。

ピンチを凌いだアーセナルだったが、40分にセットプレーから失点を許す。ボックス左手前でFKを与えるとゲイエの直接FKが壁のライスにディフレクトすると、このボールがゴール右に吸い込まれた。

先制を許したアーセナルはすぐに反撃。すると43分、ホワイトのパスでボックス右深くまで侵入したウーデゴールがマイナスに折り返すと、ボックス中央に走り込んだ冨安がダイレクトシュートをゴール左隅に流し込んだ。

迎えた後半、アーセナルは57分にアクシデント。直前のプレーでドゥクレとライン際でやり合った際にDFガブリエウが右肩を負傷。一度はプレー続けたガブリエウだが、すぐに交代を要求し58分にジンチェンコと交代。冨安がセンターバックへポジションを移した。

後半も主導権を握るアーセナルは67分、マルティネッリの右クロスをハヴァーツがヘディングで合わせたが、これが左ポストを直撃。さらに72分には、ライスのスルーパスでボックス左深くまで抜け出したトロサールの折り返しをウーデゴールが合わせたが、これはGKピックフォードのファインセーブに阻止された。

その後も互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、アーセナルは試合終了間際の89分に勝ち越す。中盤でパスカットに成功したガブリエウ・ジェズスがカウンターを仕掛けると、ラストパスを受けたウーデゴールはボールが軸足に当たりのシュートミス。しかし、このこぼれ球に反応したハヴァーツがゴールに押し込み、待望の追加点を奪った。

結局、試合はそのまま2-1でタイムアップ。6連勝でシーズンを締めくくったアーセナルだが、首位マンチェスター・シティも勝利したため20シーズンぶりの優勝を逃す結果となった。


【動画】冨安健洋が圧巻の股抜きシュートで今季2点目を記録!


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