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ポチェッティーノ監督退任で、チェルシーが選手売却に動く可能性

超ワールドサッカー / 2024年5月23日 11時20分

マウリシオ・ポチェッティーノ監督が電撃的に退任したチェルシー。その影響を受け、今夏退団する可能性が出てきた選手がいるようだ。イギリス『BBC』が伝えた。

今シーズンからチェルシーで指揮を執ったポチェッティーノ監督。イングランド代表MFコール・パーマーの目覚ましい活躍などがあった一方で、チームとしては不安定さを露呈。プレミアリーグを6位でフィニッシュし、なんとか来シーズンのカンファレンス・リーグ(ECL)の出場権は獲得したが、満足いくシーズンではなかった。

チーム編成への影響力を求めたことでクラブとの考え方が一致せず、双方合意で契約を解除した中、その影響を受ける選手が複数人いると見られている。

その1人はイングランド代表MFコナー・ギャラガー(24)。アカデミーで育った選手で、今シーズンはプレミアリーグで37試合に出場し5ゴール7アシスト、公式戦50試合で7ゴール9アシストを記録。ポチェッティーノ監督の信頼を得て、キャプテンとして多くの試合でピッチに立った。

見事に結果を残したと言える中、契約は残り1年に。チェルシーは約5000万ポンド(約99億7000万円)と評価しており、適切なオファーがあれば売却を考える姿勢とのこと。ただ、本人は現時点ではそこまで乗り気ではなく、まずはユーロ2024のメンバーに残ることを優先すると見られている。

また、DFトレヴォ・チャロバー(24)も関心が寄せられている状況。今シーズンはプレミアリーグで13試合に出場し1ゴールという結果に終わったが、契約は残り4年ある状況。昨夏はノッティンガム・フォレストからのオファーがあり、クラブは受け入れることを決断したものの、本人が移籍を望まなかった過去がある。オファーを受けるとしたら、上位クラブになるだろう。

ドルトムントにレンタル移籍中のオランダ代表DFイアン・マートセン(22)も候補の1人。1月にレンタル移籍し、ドルトムントでは左サイドバックとして試合に出場。チャンピオンズリーグ(CL)決勝の舞台に立つことになる。契約解除金が3500万ポンド(約69億8000万円)に設定されており、支払われればオファーを受けることとなる。

そしてもう1人がアルバニア代表FWアルマンド・ブロヤ(22)。フルアムへレンタル移籍したが、プレミアリーグ21試合でわずか1ゴールと結果を残せなかった。ただ、多くのクラブから関心はあり、売却される可能性は十分にある。

チェルシーにはプレミアリーグの利益と持続可能性に関する規則(PSR)の違反の可能性がある状況。過去4度の移籍市場で10億ポンド(約2000億円)を投じているが、4億ポンド(約797億6000万円)分の選手を売却したい考えが。そして、さらに資金を投じて戦力を補強を考えているという。

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