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田中美南の先制点に古賀塔子が初ゴール! なでしこジャパンがニュージーランドとの連戦初戦に快勝【スペイン遠征】

超ワールドサッカー / 2024年6月1日 0時57分

なでしこジャパンは5月31日、ニュージーランド女子代表との国際親善試合を戦い、2-0で勝利した。

パリ・オリンピック本大会へ向け、最後の国外遠征に臨むなでしこジャパン。今回のスペイン遠征ではムルシアの地でニュージーランドと2試合を戦う。

池田太監督は、この初戦に向けて[3-4-2-1]の布陣を採用。GKに平尾知佳、3バックに古賀塔子、南萌華、石川璃音。ウイングバックに守屋都弥、北川ひかる、2ボランチに長野風花、林穂之香を起用。前線は清家貴子と宮澤ひなたの2シャドーに田中美南が最前線に入った。

[4-3-3]で臨んだニュージーランドに対して、立ち上がりから押し込む入りを見せたなでしこ。開始3分には守屋の右サイドからのクロスをボックス左の北川が左足でシュート。枠は捉え切れずも、早速ファーストシュートを記録した。

以降はウイングバックとシャドーの関係性でサイドで数的優位を作りつつ、ピッチの幅と奥行きを使った攻撃で相手守備を揺さぶっていく。安定したボール保持と共に崩しのイメージを垣間見せるが、最後の局面では相手の粘りの守備に阻まれ、決定機まであと一歩という場面が目立った。

それでも、ゴールレスでハーフタイム突入かに思われた前半終了間際に鮮やかな崩しから先制点を奪う。前半アディショナルタイム2分、相手陣内右サイドでタメを作った守屋がポケットに走り込む長野を使う。そして、長野のマイナスパスを中央で収めた清家が丁寧に落とすと、これを田中がワントラップから正確な左足シュートでゴール右隅に突き刺した。

1点リードで試合を折り返したなでしこはハーフタイムに2枚替えを敢行。平尾に代えてA代表デビューのGK大場朱羽、守屋に代えて浜野まいかを投入した。

すると、後半は開始直後にいきなりゴールが生まれる。47分、右CKの場面でキッカーの北川が左足インスウィングで絶妙な浮き球のボールをファーへ蹴り込むと、フリーの古賀がダイビングヘッドで合わせたボールが左ポストの内側を叩いてゴールネットに吸い込まれた。

幸先よく追加点を奪った後はニュージーランドにやや押し返されるが、きっちり自陣で攻撃を撥ね返していく。61分には南、宮澤を下げて高橋はな、植木理子を同じポジションに投入。さらに、73分には長野に代えて長谷川唯をピッチに送り込む。

すると、74分にはその長谷川の縦パスを起点に田中が背後を狙う植木に絶妙なスルーパスを通す。そのままボックス内に持ち込んだ植木だったが、シュートの際に相手に寄せられてブロックされてしまい、惜しくも枠の右へ外れた。

その後、試合はニュージーランドの選手の負傷によってプレーが切れるシーンが増えて膠着状態に。それでも、集中力を切らさないなでしこは危なげなく時計を進めつつ、試合終了間際には清家が決定的なシュートで3点目に迫るシーンも創出。そして、2-0のままタイムアップを迎えた。

なお、初戦を勝利で終えたなでしこは、6月3日にニュージーランドとの第2戦に臨む。

なでしこジャパン 2-0 ニュージーランド女子代表
【なでしこ】
田中美南(前45分+2)
古賀塔子(後2分)

◆なでしこジャパンメンバー
GK
平尾知佳(アルビレックス新潟レディース)
→HT 大場朱羽(ミシシッピ大学)
DF
古賀塔子(フェイエノールト/オランダ)
南萌華(ローマ/イタリア)
→61分 高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース)
石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース)
MF
守屋都弥(INAC神戸レオネッサ)
→HT 浜野まいか(チェルシー/イングランド)
長野風花(リバプール/イングランド)
→73分 長谷川唯(マンチェスター・シティ/イングランド)
林穂之香(ウェストハム/イングランド)
北川ひかる(INAC神戸レオネッサ)
FW
清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース)
田中美南(INAC神戸レオネッサ)
→78分 千葉玲海菜(フランクフルト/ドイツ)
宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)
→61分 植木理子(ウェストハム/イングランド)

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