【日本代表プレビュー】再び3バックにトライ、大幅にメンバーを入れ替えてもブラッシュアップを/vsシリア代表【2026W杯アジア2次予選】
超ワールドサッカー / 2024年6月11日 13時5分
アウェイでのミャンマー代表戦も0-5で勝利した日本。不戦勝を含めて5連勝、無失点とほぼパーフェクトな結果を残して最終戦を迎える。
2026年北中米ワールドカップ(W杯)2次予選の最後の試合はシリア代表が相手。アウェイで0-5と勝利した相手だが、そこから半年以上が経過。アジアカップで中東勢に苦しんだ記憶がある中で、どんな戦いを見せるか注目だ。
舞台はエディオンピースウイング広島。今シーズンから開業した新スタジアムでの初の代表戦。森保一監督にとっても慣れ親しんだ土地での戦いとなる。
◆3バックをブラッシュアップ
![](https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240611_tw1.jpg)
9月に迎える最終予選を前に最後の試合となるのがこのシリア戦。すでに突破を決めている日本は、オプションのブラッシュアップに時間を割いている。
勝利を目指すことは当然のこと、この先の戦いを見据えての選択肢をいかに増やせるかが目標であるW杯優勝に近づくためには必要だ。
森保監督は前日会見で3バックについて「戦術の浸透度を上げていけるようにトライしたい」と明言。ミャンマー戦同様に3バックでの戦いを行うという。
これまでの3バックは、5バックにして守りを固めるという形だったが、今回はより攻撃的に行くというための3バック。ウイングバックには本来であればウイングの選手を配置し、守備での貢献度も求めつつ、より攻撃面での迫力を出したいところだろう。
選手たちもその点は理解しており、相手によって、局面によってのフレキシブルな対応も必要になってくる。ピッチ上でn対応力を見せるためにも、このチャンスでトライする必要がある。
◆負ければ2次予選敗退も
![](https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240611_tw2.jpg)
対するシリアはグループで2位につけている。エクトル・クーペル監督が指揮するチームの2次予選突破は堅いと思われていたが、前節の北朝鮮代表戦では後半アディショナルタイムの失点で1-0と敗戦。最終節での敗退の可能性を残してしまった。
ホームでの日本戦は0-5で惨敗。ミスも目立った中で、新たに3人の帰化選手を招集。GKエステバン・グレレル、DFエミリアーノ・アモール、FWトビアス・セルベラとアルゼンチンの3名が帰化した。
日本との前回対戦にはいなかった選手。いずれも北朝鮮戦ではベンチで過ごして終わったが、日本戦では出番もある可能性が。未知の選手にしっかりと対応できるのか注目だ。
クーペル監督は前回の日本との対戦を踏まえ「我々はできるだけコンパクトに戦いたい」とコメント。勝利を目指して日本に全力でぶつかってくることになるだろう。
◆予想スタメン[3-4-2-1]
![](https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240611_tw3.jpg)
GK:大迫敬介
DF:冨安健洋、板倉滉、町田浩樹
MF:堂安律、遠藤航、田中碧、相馬勇紀
FW:久保建英、上田綺世、南野拓実
監督:森保一
[3-4-2-1]のシステムを継続すると語った森保監督。ミャンマー戦から「大幅にメンバーを入れ替える」とも語っていただけに、多くの選手が変わると予想する。
GKは本拠地に凱旋するGK大迫敬介(サンフレッチェ広島)だろう。慣れ親しんだスタジアムでどんなパフォーマンスを見せるか。6連続クリーンシートを果たしたい。
3バックはミャンマー戦で出番がなかったDF冨安健洋(アーセナル)、DF板倉滉(ボルシアMG)、DF町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)と予想する。攻撃的な性能も持ち合わせた3人が安定した守備を見せてくれるだろう。
ボランチにはこちらもミャンマー戦で出番がなかったMF遠藤航(リバプール)とMF田中碧(デュッセルドルフ)と予想。これまでも長く中盤でプレーしてきた2人。遠藤がよりアンカー気味にプレーすると予想する。
そしてウイングバックだが、右にはMF堂安律(フライブルク)、左にはMF相馬勇紀(カーザ・ピア)と予想。堂安はクラブで見せているプレーをウイングバックでも披露してほしいところ。森保監督も「起用してみたい」と語っていたほどだ。相馬はミャンマー戦の後半から途中出場し小川の2ゴールを生み出した。左でどんなプレーを見せるか注目だ。
シャドーにはMF久保建英(レアル・ソシエダ)とMF南野拓実(モナコ)と予想。2人ともにミャンマー戦は出番なし。クラブでの好調ぶりを見せてほしい。最後に1トップはFW上田綺世(フェイエノールト)。FW小川航基(NECナイメヘン)がミャンマー戦で2ゴールを決めており、負けていられないはずだ。
最終予選前の最後の公式戦、シリア代表戦は11日(火)の19時10分にキックオフ。フジテレビ系列で全国生中継。Tverでも無料視聴が可能だ。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
森保J、シリア戦出場全16選手「パフォーマンス査定」 最高“5つ星”評価は3人…唯一のアピール不足は?
FOOTBALL ZONE / 2024年6月12日 6時30分
-
森保J、最終予選前ラスト「シリア戦予想先発」考察 久保はベンチ?…シャドーに22歳・鈴木唯人を起用か
FOOTBALL ZONE / 2024年6月11日 9時7分
-
「選手を大幅に入れ替え」シリア戦に向けて森保一監督がターンオーバーを明言、3バックについては「トライしたい」
超ワールドサッカー / 2024年6月10日 19時40分
-
森保Jはシリア戦も3バック明言「我々主体で可変していけるように」冨安ら東京世代トリオ実現へ
ゲキサカ / 2024年6月10日 17時0分
-
【日本代表プレビュー】3バックを試す機会、可変システムで最終予選の準備を/vsミャンマー代表【W杯アジア2次予選】
超ワールドサッカー / 2024年6月6日 12時52分
ランキング
-
1日体大アーチェリー部の女子部員6人、無期限の活動停止…20歳未満交え飲酒
読売新聞 / 2024年7月2日 19時34分
-
23部リーグなのに…1.4万人超の集客に衝撃「信じられない」 “壮観の光景”が「激熱すぎる」
FOOTBALL ZONE / 2024年7月3日 7時20分
-
3日本ハム・新庄監督 球宴出場決定の9選手に「何か爪痕を残してほしいし、一番やってほしくないことは…」
スポニチアネックス / 2024年7月2日 22時57分
-
4【広島】延長力尽き連敗…森下暢仁は〝マツダ無双〟36回無失点「最後はちょっとヒヤっとしたけど…」
東スポWEB / 2024年7月2日 23時16分
-
5【巨人】逆転負けで勝率は再び5割 山崎伊織、痛恨の逆転2ラン被弾で地方球場5連勝はならず
スポーツ報知 / 2024年7月2日 20時56分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)