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ラツィオがフェイエノールトの背番号「10」獲得へ1stオファーも…足元を見られて門前払い

超ワールドサッカー / 2024年6月13日 14時30分

ラツィオがフェイエノールトからオランダ代表MFカルヴァン・ステングス(25)獲得へ1stオファーも…。

ステングスは上田綺世所属のフェイエノールトで攻撃を司る背番号「10」。今季リーグ・アンのニースから完全移籍で加入し、エールディビジ(オランダ1部)で29試合6得点14アシストという卓越した数字を残している。

残念ながらユーロ2024行きは逃したものの、今季チャンピオンズリーグ(CL)を戦ったことで欧州のスカウト陣から高い評価を得ている模様。そのCLで対戦したラツィオが獲得へ本腰を入れているそうだ。

ただ、ラツィオのお膝元、首都ローマに本社を置くイタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、フェイエノールトへの最初の正式オファーは、門前払いされてしまったという。

どうやらラツィオが12日に提示した移籍金1200万ユーロ(約20億円)は、「安すぎる」とフェイエノールトに判断されただけでなく、まともに取り合ってもらえなかった模様。

フェイエノールトは2000万ユーロ(約33.9億円)を評価額の軸とし、百歩譲って1500万ユーロ(約25.4億円)から交渉。『カルチョメルカート』はラツィオに対し「要努力。ルイス・アルベルトの売却益(※)をまるごと転用すれば獲得できると思った考えは甘い」と苦言を呈す。

(※)L・アルベルトのアル・ドゥハイル移籍は移籍金1000万ユーロ+ボーナスだったと伝えられる。ステングスへのオファーとほぼ同額

ステングス本人はラツィオ移籍にもオープンで、来季もCLに出場するフェイエノールトだが、CLの有無は重要視せず。しかし、フェイエノールトはそれこそ、ルイス・アルベルトを売却したラツィオの足元を見た格好とされる。

順位表の上から下まで資金力が突き抜けたイングランド・プレミアリーグからも声がかかっているというステングス。ラツィオが獲得まで漕ぎ着ける可能性は高くないようだ。

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