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新潟が谷口海斗の強烈な一撃で4戦ぶり白星&6月無敗! 札幌は4戦不発で7連敗に【明治安田J1第21節】

超ワールドサッカー / 2024年6月29日 16時5分

写真:©︎J.LEAGUE

明治安田J1リーグ第21節の1試合が29日に札幌ドームで行われ、アウェイのアルビレックス新潟が北海道コンサドーレ札幌を1-0で下した。

最下位札幌では出場停止明けの小林祐希とともに、大森真吾が第7節以来の先発。最終ラインに家泉怜依が入った。16位新潟の方も前節から3選手が入れ替わり、舞行龍ジェームズがバックラインと堀米悠斗に戻ったほか、奥村仁も2トップの一角で先発に復帰した。

序盤から札幌に攻撃の糸口を探る流れとなるなか、新潟が相手ボックス内に持ち込むシーンを増やしていき、6分に続いて、9分にも左サイドから崩しにかかり、最後はボックス右から松田詠太郎が右ポスト直撃の右足シュート。続く11分にもFKから谷口海斗がヘッドを放つ。

踏ん張った札幌がそこから攻め手に回るが、なかなかフィニッシュに持ち込めず。そのなか、悪くない流れが続く新潟は27分にも機をてらった攻撃参加から舞行龍ジェームズが右足シュートを放っていったが、こちらも最後のところで精度が上がらず、ゴールを奪い切れない。

攻めに迫力を欠く札幌は38分に長谷川竜也と鈴木武蔵の交代策に打って出たなか、40分に左サイドから仕掛けた菅大輝の折り返しを家泉怜依がフィニッシュ。ようやくの得点チャンスだったが、惜しくも枠の左に外れ、ゴールならず。それでも、守備が粘り、0-0で折り返す。

そんな札幌は後半の開始早々に駒井の右足ミドルで襲いかかったが、52分に新潟がカウンターに持ち込み、左サイドからボールを持ち上がった谷口海斗がボックス左に差しかかると、右足フィニッシュ。背番号7の豪快な一撃がニアをぶち抜き、新潟がこじ開ける。

追いかける札幌も56分に左サイドを突破した鈴木が同点機を作り出すが、ボックス左から狙っていった左足フィニッシュを枠内に飛ばせず。新潟は65分に次のゴールを目指して、トーマス・デン、長谷川元希、小野裕二を一挙に送り込み、札幌を突き放しにかかる。

札幌は70分に今夏加入後初出場の大崎玲央をはじめ、田中克幸、原康介の投入に打って出て、布陣も4バックにシフトするが、小野が縦パスから裏を突き、新潟にビッグチャンス。1stプレーの大崎をブロックしてのフィニッシュワークだったが、惜しくも右ポストを叩く。

何とか耐えた札幌は82分に最後の交代でJリーグデビューの岡田大和も入れるが、83分に再び新潟のカウンター。左サイドでボールを持ち上がり、ボックス右でフリーの小見洋太にボールが渡るが、足も滑らせてタイミングを逸すると、GK菅野が鋭い寄せで阻む。

その後も島田譲の際どいシュートで新潟が迫るなか、札幌もボールを握って前のめりとなるが、最後まで攻め手を見いだせず、4戦連続無得点で7連敗に。新潟は4戦ぶり白星だが、この6月の5試合を2勝3分の無敗で締めくくった。

北海道コンサドーレ札幌 0-1 アルビレックス新潟
【新潟】
谷口海斗(後7)

【動画】谷口海斗の強烈な一撃が決勝ゴール

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