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鳥栖が横山歩夢の先制弾で3戦ぶり白星&連敗ストップ! 決め手欠いた横浜FMは厳しい4年ぶりの3連敗…【明治安田J1第16節延期分】

超ワールドサッカー / 2024年7月3日 21時9分

写真:©︎J.LEAGUE

3日、明治安田J1リーグ第16節延期分の横浜F・マリノスvsサガン鳥栖がニッパツ三ツ沢球技場で行われ、アウェイの鳥栖が0-1で勝利した。

横浜FMのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝進出に伴い延期されていた一戦。12位のホームチームは直近の東京ヴェルディ戦を1-2で落とし連敗中。中3日の今節はスタメンを2人変更し、エウベルと加藤聖が起用された。

対する18位の鳥栖は、柏レイソル相手の1-4の大敗でこちらも2連敗。中2日のアウェイチームは7名と大幅にメンバーを入れ替え、今シーズン初スタメンの日野翔太や特別指定の順天堂大学DF井上太聖らが先発した。

立ち上がりから攻め立てたのは横浜FM。左サイドを抜け出したエウベルがクロスを上げると、折り返しのボールを天野純が反転ボレー。GK朴一圭が落ち着いてセーブした。

その後もホームチームが主導権を握り、天野の直接FKやヤン・マテウスの突破からゴールに接近。鳥栖はなかなか前に出ていけなかったが、22分のCKの流れから河原創がクロスを上げ、富樫敬真のヘディングシュートに繋げた。

しかし、鳥栖にアクシデント。ピッチに座り込んでしまった井上が負傷交代となり、長沼洋一が25分に緊急出場。それでも、富樫のシュート、長沼の登場で盛り返し始めると、30分には波状攻撃から横山歩夢がカットインシュートを狙っていく。

一方の横浜FMも攻撃の姿勢を崩さず、32分に加藤聖に決定機。左ポケットからシュートも、GK朴が弾いたボールはゴールライン手前でDFがクリアした。

ハーフタイムにかけては一進一退の攻防が続き、44分には横山からのマイナスのパスを受けた日野が枠内にシュート。これはGKポープ・ウィリアムが弾き出した。

両チーム共にゴールまであと一歩に迫りながら、0-0で迎えた後半。鳥栖は早速左サイドから崩し、マルセロ・ヒアンが左ポスト直撃のシュートを放つ。

横浜FMも負けじと攻めるなか、54分には鳥栖が速攻からついに先制。マルセロ・ヒアンが右サイド高い位置でボールをキープすると、中央に走り込んだ横山を見てグラウンダーのクロス。右足ダイレクトで合わせたボールがゴール右隅に吸い込まれた。

リードを許した横浜FMは55分、左からヤン・マテウス、アンデルソン・ロペスと繋いで、エウベルが落としに反応。シュートは右ポストに直撃し、同点弾とはならない。

ハリー・キューウェル監督は66分までに4枚カードを切り、植中朝日や宮市亮など攻撃的な選手も投入。エウベルと植中の2トップの形に変える。

川井健太監督も75分に交代枠を使い果たし、5バックで逃げ切り体勢へ。押し込まれながらも集中した守備を見せ、アディショナルタイムも含めた20分を凌ぎきり、連敗を「2」で止める3試合ぶりの白星。17位に浮上し、降格圏を脱した。一方の横浜FMは、リーグ戦で4年ぶりとなる苦しい3連敗となった。

横浜F・マリノス 0-1 サガン鳥栖
【鳥栖】
横山歩夢(後9)

【動画】マルセロ・ヒアンの絶妙なラストパスから横山歩夢が先制点!


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