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岩渕真奈「積極的にチャレンジを楽しんでほしい」「150年後に新紙幣になる人がここにいるかも」、「津田梅子」新紙幣発行記念イベントで激走!?

超ワールドサッカー / 2024年7月3日 23時10分

写真:©超ワールドサッカー

3日、東京体育館にて「「津田梅子」新紙幣発行記念イベント in 東京体育館 ~女性アスリート達とつなぐ未来へのバトン~」が開催。元なでしこジャパンの岩渕真奈さん、元女子レスリング日本代表の登坂絵莉さんが登壇した。

2024年7月3日(水)は、20年ぶりに新紙幣が発行。新一万円札に渋沢栄一、新千円札に北里柴三郎、そして新五千円札の肖像に津田梅子が選ばれた。その津田梅子が創立した津田塾大学と公益財団法人 東京都スポーツ文化事業団が共同主催で、今回のイベントが行われた。

イベントには、岩渕さん、登坂さんの他、津田塾大学の髙橋裕子学長、津田塾大学 学芸学部国際関係学科 准教授のマーヤ・ソリドーワルさんも参加。日本初の女子留学生として世界に羽ばたき、後世へその信念のバトンを繋いだ津田梅子の功績を振り返り、津田塾大学の学生の前でトークセッションを行った。

津田梅子同様に海外へと渡り、ドイツやイングランドでプレー経験のある岩渕さんは「イギリスとドイツで合計7年ぐらい生活しましたが、言語でかなり苦労しました」と自身の体験を語り、「ドイツのチーム(ホッフェンハイム)にとっては初めての外国人選手だったので、海外の選手が私を見る目も壁があったというか…当時19歳で喋れなかったので、壁を感じました」と、相手にとっても外国人選手を受け入れることに慣れていなかったことで、壁を感じたという。

ただ、それでもヨーロッパの合計5クラブでプレーした岩渕さん。打ち解けられた理由について「語学の勉強はそれなりにしました」としながらも、「それでも上達するには時間が必要だったので、良い意味でバカになるというか、楽しむために、ご飯に誘われたらちょっと行きたくなくても行ったり、チャレンジしながら、普段の自分じゃないけど、馴染むための努力はたくさんしました」と、しっかりと馴染む努力をしたことが良かったとした。

岩渕さんは学生に向けて「チャレンジする勇気、壁を1つ越えると景色が変わる。積極的にチャレンジを楽しんでほしいなと思う」とエール。最後には「150年後に新紙幣になる人がここにいるかもしれない」と、未来の津田梅子になる可能性を秘めていると言葉を送った。

第2部では、新5000円札になんで、総勢50名の津田塾大学生と5000メートルリレーを実施。2チームに25人ずつ分かれ、各人が200mのトラック1周でバトンをつなぐというイベントが行われた。

暑さも厳しい炎天下の中、学生たちが激走。岩渕さん、登坂さんがそれぞれのチームのアンカーを務めた中、ほぼ並んだ形でアンカー勝負に。登坂さんがスタートでリードを奪うも、現役時代はスピードも武器にしていた岩渕さんが追い上げ、最後はまさかの同着という結果に終わった。

しっかりと繋いだバトン。岩渕さんの言葉通り、未来のお札に描かれる人物が誕生するのか楽しみだ。



【写真】岩渕真奈さん&登坂絵莉さん、津田塾大学生が激走リレー!



































写真:超ワールドサッカー

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