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鹿島が鈴木優磨2アシストで5戦ぶり白星! 札幌は5戦ノーゴール&8連敗に【明治安田J1第22節】

超ワールドサッカー / 2024年7月6日 20時5分

写真:©︎J.LEAGUE

明治安田J1リーグ第22節の1試合が6日に県立カシマサッカースタジアムで行われ、ホームの鹿島アントラーズが北海道コンサドーレ札幌を2-0で下した。

前節終了時で2位鹿島は出場停止明けの鈴木優磨が復帰したほか、佐野海舟のドイツ挑戦で空いたボランチに柴崎岳を選択。最下位札幌は4選手が入れ替わり、今夏加入の大崎玲央が初先発した。

仕切り直しの一戦となる鹿島だが、札幌ボールのキックオフから、中村桐耶が前線にロングボールを蹴り出すと、関川郁万とGK早川友基のスペースで小林祐希が反応。早川と交錯しながらも身体で押し込み、札幌が電光石火の先制かに思われたが、OFRの末にハンドで取り消される。

思わぬ形の立ち上がりとなる鹿島だが、気を取り直して攻めに出ると、8分、10分と大きなチャンスシーン。そのなかで、札幌も組み立てのところで大崎がうまくアクセントになり、ボールを前進させるが、33分に小林祐希が負傷交代を強いられ、早くも大森真吾のカードを切る。

一進一退の攻防が続くなか、37分にも決定機の鹿島だが、右サイドからの折り返しに反応した師岡柊生が巧みなターンから左足を振り抜いた場面も右ポスト。対する札幌も45分に左サイドからの折り返しがこぼれ、それを鈴木武蔵が右足で押し込みにかかるが、相手DFのカバーに遭う。

後半の入りからチャヴリッチを入れ、交代で動かしにかかった鹿島は札幌も鈴木にフィニッシュシーンが巡ったりとチャンスがあるなか、54分に柴崎のスルーパスからチャンス。ボックスに抜け出したチャヴリッチだが、右足シュートは相手GKにセーブされてしまう。

拮抗した展開が続くが、61分にバイタルエリア中央の鈴木が背後にスルーパスを出すと、抜け出した師岡が右足でプロ初ゴール。さらに、その1分後に師岡に代わって藤井智也が入ると、66分に右サイドの鈴木からのクロスに反応し、左足ダイレクトでネットを揺らす。

1失点目後に青木亮太と田中克幸の投入で巻き返しにかかった矢先にまたも失点の札幌は反撃に出るが、連続ゴールで一気に優勢の鹿島が守りでも集中を切らさず。鹿島が交代で締めにかかるなか、札幌も反撃に転じ、チャンスもあるが、相手DFの好ブロックなどでゴールが遠い。

ここ4試合で白星なしが続いた鹿島だが、鈴木の2アシストで5戦ぶり白星で首位FC町田ゼルビアを追走。札幌は5戦ノーゴール&8連敗となり、依然として厳しい戦いが続いている。

鹿島アントラーズ 2-0 北海道コンサドーレ札幌
【鹿島】
師岡柊生(後16)
藤井智也(後21)

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