「世界一をみんなで取りたい」パリ五輪へ強い意気込みを語る浜野まいか、1年間の成長は「フィジカルとメンタル」
超ワールドサッカー / 2024年7月10日 23時58分
パリ・オリンピックに向けて始動しているなでしこジャパンは10日、ヴィアマテラス宮崎とのトレーニングマッチを行った。
8日からトレーニングキャンプをスタートさせたなでしこジャパン。酷暑が続く中、初日からハードなトレーニングを繰り返し、フィジカル面で追い込んでいった。
そんな中、キャンプ3日にはトレーニングマッチを実施。30分×3本の変則的な形で行われた中、選手の組み合わせを変えて臨んだ。
試合は1-0、3-0、1-0と合計5-0で勝利したなでしこジャパン。FW浜野まいか(チェルシー)は2本目と3本目の60分間出場した。
2本目にはスルーパスに抜け出してゴールを奪ったが「上手く抜けられて、オフサイドにも関わらず、きっちり決められて良かったです」とゴールを振り返った。
1年前のオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)では肩を負傷し満足にプレーできず。その後、手術を受け、クラブでも離脱する期間が長かった。
あれから1年、パリ五輪に懸ける思いが強い浜野だが「トレーニング初日からみんなで良い雰囲気でできていると思いますし、しっかり世界一をみんなで取りたいと思います」と、改めて金メダル獲得に意気込みを口にした。
この1年での成長については「フィジカルの部分だったり、メンタルの部分というのは、ケガでサッカーができない時間が長かった分、自分と向き合う時間が多かったので、成長できたと思います」と語り、良い1年間を過ごせたようだ。
現在のコンディションについては「結構自分的には上げてきて、初日でも結構上げましたが、2日目も全力を出し切った中でのトレーニングマッチだったので、パリに繋がる良い試合だったと思います」とコメント。試合の収穫については「ポケットの部分を今日はしっかり使えている場面も多かったですが、ラストパスの精度が良くなかったので、しっかりとパリでは見せたいです」とコメント。まだ、課題が残っているとした。
ただ、試合間のインターバルで修正もできていた。「1本目は距離感が悪く、守備でも攻撃でもバラバラになる場面が多いと感じていたので、2本目の選手とコミュニケーションをとって、距離感を大切にしようと話してプレーできたので、最初から上手くいったと思います」とコメント。1本目以上に2本目がしっかりとプレーできことはしっかり修正できたことだとした。
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