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「Jリーグがなければここにいない」今夏来日するブライトンの三笘薫、ジャパンツアーを語る「ぜひ現地に来てほしい」と観戦を呼びかけ

超ワールドサッカー / 2024年7月11日 21時45分

写真:Getty Images

ブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫が、今夏のジャパンツアーに向けてクラブのインタビューに応えた。

2021年8月に川崎フロンターレからブライトンに完全移籍した三笘。移籍してすぐにロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへとレンタル移籍。1年ベルギーでプレーした後、2022年夏からブライトンでプレーしている。

プレミアリーグ挑戦1年目で絶大なインパクトを残した三笘。2年目の2023-24シーズンもシーズン序盤は躍動したが、ケガで離脱することが増えていき、シーズン終盤は腰を痛めでプレーしないままシーズンを終えた。

そのブライトンは今夏初来日。鹿島アントラーズと東京ヴェルディとの対戦を控えている中、三笘もクラブのトレーニングに復帰しており、プレーできる状態に回復しつつある。

三笘は、来日して試合することについて言及。普段画面を通して観ている人たちに、現地で観てもらいたいと呼びかけた。

「日本代表で日本で試合をすることはありますけど、ヨーロッパのクラブに所属して日本でプレーすることはなかなかないので、テレビで観ている方々は現地に来て欲しいですし、ぜひプレミアリーグでプレーしている選手を見て、僕自身も観てもらいたいです」

クラブとして初来日となるが、初めて日本に来る選手たちも多いという。

「なかなかプレシーズンで日本に行って試合することもないですし、初めて日本に行く選手も多いと思うので、日本を楽しんで欲しいと思いますし、素晴らしいJリーグのチームとできます」

三笘にとっては、日本代表でプレーすることはあっても、川崎Fを離れてからはJリーグクラブとの試合はない。三笘は、今の自分があるのは、Jリーグのおかげだとした。

「小さい頃からJリーグを見てきて、Jリーガーになりたいという思いが一番強かったです。1年半川崎でプレーして、ブライトンと契約してという形になりました。Jリーグがなければここにも来れていないですし、Jリーグが日本のサッカーの歴史を物語っていると思うので、僕も育ててもらいましたし、日本サッカーの象徴だと思います」

また、今回対戦する鹿島、東京Vの印象についても語り、チームメイトにアドバイスをしたいとコメント。様々なタイプのチームと対戦するのは重要だとした。

「2チームとも特徴の違うチームなので、違った試合になると思いますが、レベルの高い試合になると思います。自分たちが良いサッカーをしてもそんなに簡単に勝てる相手ではないとわかっているので、しっかりと伝えながら、伝えられることをチームメイトに伝えられればと思います」

「2チームと試合をすることも楽しみですし、国立でたくさんのサポーターの前でプレーできることはもっと楽しみです」

「色々なチームとやることで自分たちの幅も広がると思いますし、どんな相手にも自分たちのサッカーができないといけないと思うので、移動して数日というところで厳しい日程になると思いますが、しっかりと調整して良い試合ができればと思います」

三笘が最後にピッチに立ったのは、今年2月18日のシェフィールド・ユナイテッド戦。5カ月実戦から離れている。

「2、3カ月プレーしないでシーズンを終えてなかなか悔しい思いをしましたし、チームにもケガ人がたくさん出て、自分も活躍できなかったので、まずはケガを治してプレーして、自分の特徴をしっかり出せる状態に戻ることが大事だと思いますし、ケガする前よりも良い状態で戻ることがチームにとっても僕にとっても良いことなので、しっかり準備したいです」

ブライトンは24日(水)に国立競技場で鹿島と、28日(日)には東京Vと対戦する。

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