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パク・チソン氏が全北現代のSDを辞任へ…Kリーグで近年稀にみる低迷、現時点で受理されずもイギリスへ出国

超ワールドサッカー / 2024年7月23日 18時20分

写真:Getty Images

元韓国代表MFパク・チソン氏(43)が全北現代のテクニカル・ディレクター(SD)職を辞任へ。韓国『東亜日報』が伝える。

京都パープルサンガ(現:京都サンガF.C.)やPSV、マンチェスター・ユナイテッドなどで活躍し、韓国代表では通算100キャップを誇るレジェンド、パク・チソン氏。

現役引退後はユナイテッドのアンバサダー、QPRの育成コーチを務めた一方、21年1月にKリーグ1屈指の強豪・全北でアドバイザーとなり、22年9月にはSD職となった。

現役時代に母国クラブでプレーしたことのない氏にとって、初のKリーグとなったわけだが、『東亜日報』によると23日、複数の同国サッカー関係者が「全北はパク・チソンSDの後任を探している」と明かしたという。

パク・チソン氏は21日に韓国を出国しているといい、現在はイギリス・ロンドンに滞在しているとのこと。出国に先立ち、全北に対して辞任の意向を伝えていたとされる。

今季の全北は近年稀にみる低迷。

2009〜20年の12年間で「8度」ものKリーグ1優勝を成し遂げた名門だが、今季は第24節を消化して12チーム中11位。ボトムハーフの6チームで争われる「降格ラウンド」行きが現実味を帯びている。

また、序盤戦で解任されたダン・ペトレスク前監督は、昨季途中にパク・チソン氏がSDとして招聘。全北関係者は「低迷の原因はパク・チソン氏だけではない」と話しているというが、辞任意向は低迷を受けてのものとされている。

ただ、現時点では全北がパク・チソン氏の辞任を受理していないとのこと。SD職の離脱はさておき、アドバイザーとしてクラブに留めるアイデアなど、選手からの人望が厚い氏の慰留に必死とみられている。

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