J2昇格争い中の相模原、過去2度J2昇格を経験している藤枝DF小笠原佳祐を期限付き移籍で獲得「自分らしく精一杯がんばります」

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SC相模原は24日、藤枝MYFCのDF小笠原佳祐(27)が期限付き移籍で加入することを発表した。

移籍期間は2025年1月31日までとなり、藤枝との公式戦には出場できない。背番号は「28」となった。

小笠原や山口県出身で、東福岡高校から筑波大学へと進学し、2019年にロアッソ熊本に加入した。

熊本では1年目からレギュラーとなり、3シーズンを過ごしJ3で66試合に出場し1得点。2022年に藤枝に完全移籍すると、J3で32試合1得点を記録してJ2昇格に貢献。2023シーズンは自身初のJ2で35試合2得点を記録した。

今シーズンはここまでJ2で8試合、YBCルヴァンカップで1試合の出場に終わっていた中、J3での挑戦となる。

小笠原は両クラブを通じてコメントしている。

◆SC相模原
「SC相模原に関わる皆さま、はじめまして！藤枝MYFCから加入する 小笠原 佳祐 です。変わり者で人見知りなのでシーズン途中からうまくチームに溶けこめるか不安ですが、J2昇格に貢献できるように自分らしく精一杯がんばります。応援よろしくお願いします！」

◆藤枝MYFC
「悩みました、もちろん。でも、負けました。いちばんは自分自身にです」

「昨年の契約更新リリースで「来シーズンこそは活躍する」と大口を叩いたにも関わらずここまで達成することができませんでした。ポジション争いにも敗れました。何の言い訳もありません。実力不足でした」

「今シーズンは出場時間も短くお客さんやサポーターの心を動かすことができませんでした。なによりも始動してからずっと須藤監督の心を動かすことができませんでした。悔しいです。また夏での移籍になり最後までクラブや監督への忠誠を誓えなかったこと、信じ続けられなかったことも不義理で情けないです」

「MYFCの選手として応援してくださっていた方や僕のユニフォームやグッズを買ってくださった方にも申し訳ない気持ちでいっぱいです。ごめんなさい。サッカーを辞めるわけではないのでいちサッカー選手として引き続き応援してくださると嬉しいです」

「新しいクラブにいってもそこにあるのは変わらず競争です。ポジション争いであり、昇格争いです。もしSC相模原と共にJ2に昇格することができればロアッソ熊本と藤枝MYFCに続いてプロになって所属した３クラブともで昇格を経験できることになります。簡単ではないことは身をもって知っています。でも自分に期待してみます。そしてまた藤枝総合で試合ができるように頑張ってきます。2年半お世話になりました！」