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カウンターから動かしたソシエダがG大阪との接戦をモノに! 久保建英は53分までプレー【国際親善試合】

超ワールドサッカー / 2024年7月25日 20時57分

写真:©超ワールドサッカー

『Real Sociedad Japan Tour 2024』のレアル・ソシエダvsガンバ大阪が25日にパナソニック スタジアム 吹田で行われた。

今年5月に来日したばかりだが、このプレシーズンを利用し、早くも再び日本の地に降り立ったソシエダ。前回は国立競技場で東京ヴェルディと対戦したなか、今回は舞台を大阪に移し、今季の明治安田J1リーグで現在2位と10年ぶりの優勝を目指すG大阪と激突した。

そんなソシエダは先のユーロやコパ・アメリカに参戦した主力勢の合流がまだだが、凱旋ゲームの久保建英やブライス・メンデス、サディクらが先発。G大阪の方も主将の宇佐美貴史ら主力数名が不在のメンバー構成となるが、中谷進之介らがスタートから出場した。

ソシエダが右サイドの久保も絡みながらボールを握るなかで、G大阪も今季の武器となる堅守が光らせながら、カウンターで対抗。攻めの回数こそソシエダだが、10分にはイッサム・ジェバリが惜しい直接FKを放つなど、G大阪がチャンスを作る。

ソシエダが攻め手を探るなか、G大阪は41分に再びイッサム・ジェバリがコントロールショットで迫れば、45分にカウンターからチャンスも。崩しに差しかかるシーンこそあったソシエダが、大きなチャンスを作れず、ハーフタイムに入る。

それぞれ交代に動いての後半になるなか、ソシエダが46分にさっそくチャンスを作り、49分にも裏を抜け出したベッカーが大きな場面を迎えるが、いずれも仕留めきれず。51分にもベッカーが裏を完全に抜け出すが、GK石川慧が凌ぐ。

後半も出場した久保を53分に下げた後も攻め込み、チャンスを増やしていくソシエダは56分にもベッカー、デ・サラテが立て続けにフィニッシュ。後半から攻撃を活性化させるソシエダの対応に追われ始めるG大阪だが、踏ん張る。

そのG大阪は再び前に出るが、64分にソシエダが相手CKのクリアをうまく繋ぎ、ロングカウンター。ゴール前に持ち上がったエルストンドがGK石川の飛び出しも無効化するチップキックでネットを揺らし、ソシエダが均衡を破る。

71分を過ぎた段階で全選手の交代を施したなかで、優勢のソシエダが攻め続けるが、再三の好守光るGK石川が74分にダディエの鋭いシュートも防いだりとさらなるゴールを許さず。そのG大阪は交代も駆使して、ひと刺しを狙う。

終盤に入っても84分にゴティのミドルがクロスバーを叩いたりとチャンスを作ったソシエダだが、G大阪もイッサム・ジェバリ、長期のケカから約1年ぶりの復帰戦となる中村仁郎が88分に連続して相手GKに襲いかかり、反撃に出る。

後半アディショナルタイムにもイッサム・ジェバリがオーバーヘッドで迫るシーンを作ったG大阪だが、ソシエダもGKフラガの好守を光らせ、1-0で接戦をモノに。今年2度目のジャパンツアーも勝利で締めくくった。

レアル・ソシエダ 1-0 ガンバ大阪
【ソシエダ】
アリツ・エルストンド(後19)

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