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スパーズ相手に好勝負演じた神戸…吉田監督「うまくいった部分もたくさんあった」敗戦からの収穫口に

超ワールドサッカー / 2024年7月28日 6時15分

写真:©超ワールドサッカー

ヴィッセル神戸の吉田孝行監督が敗戦に終わったトッテナム戦を振り返った。

27日、『明治安田Jリーグワールドチャレンジ2024 powered by docomo』のヴィッセル神戸vsトッテナムが国立競技場で行われ、トッテナムが2-3で勝利した。

昨シーズンのJ1リーグ王者で今シーズンは首位と7ポイント差の4位で夏の中断期間に入った神戸は、中断明けの戦いに弾みを付けるべくプレミアリーグ強豪との力試しの一戦に臨んだ。

試合はアグレッシブに入った神戸が9分にFW大迫勇也のゴールで先制に成功。しかし、すぐさまギアを上げたトッテナムも16分にDFペドロ・ポロのゴールで追いついた。

以降はボールを握って押し込むトッテナム、カウンターから一発を狙う神戸という構図の下で試合が進むと、1-1のイーブンで折り返した後半序盤にFWソン・フンミンのゴールでプレミアリーグのチームが逆転。だが、神戸も64分にFWジェアン・パトリッキのゴールでスコアをタイに戻した。このまま引き分けでのPK戦濃厚と思われたが、87分にFWマイキー・ムーアのゴールによってトッテナムが勝ち越し、白熱の打ち合いを制した。

最終的に相手のクオリティに屈したものの、試合を通して粘り強い守備や狙いを持った攻撃からチャンスを作り出すなど好勝負を演じた神戸。

戦前から結果だけでなく選手の成長や気づきをテーマに掲げていた指揮官にとって、この試合でチームが見せた戦いぶりはその当初の目的を達成するものとなったようだ。

試合後の会見で吉田監督は「暑い中、選手たちは今持っている力を全力で出してくれた」とポジティブに敗戦という結果を受け止めた。

「試合に関してはいろいろ肌で感じた部分というのは、選手それぞれもあったと思いますし、自分自身も感じた部分もあって、いい勉強になりました」

ただ、単純な個のクオリティの差を受け入れながらも、少なくとも意識や日頃の取り組みによってその差を埋めることが可能な「切り替えの速さ」という部分はチームとして今後の改善点にしていきたいと考えている。

「やはり身体能力とか技術とか、そこの部分での差というのは仕方ないですけど、やはりトランジションのところのスピードはもっと見習わなければいけない。自分たちが改善できるところかなと思います」

一方で、戦前に語っていた対戦相手への対策や幾つかのポジションでの普段と異なる選手の配置という部分では手応えを感じる一戦に。会見の場で明言は避けたものの、今後のオプションとして十分に考慮の余地があると判断したようだ。

「相手チームのやり方というのもどういうのかイメージがついたので、そこに対してしっかり対策をしていきました。もちろん勝てればよかったですけど、ただうまくいった部分もたくさんあった。そのなかでもいろんな選手をコンバートさせて、プレーさせた選手もいますし、そういう収穫というのも自分たちのなかであったかなと思います」

なお、神戸は8月3日に本拠地ノエビアスタジアム神戸でスタッド・ランスと対戦した後、逆転での連覇を目指すリーグ後半戦に臨むことになる。

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