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「本当に心が痛む」ドローン使用で追放されたカナダ女子代表監督が謝罪声明、協会の調査には「全面的に協力する」…国は資金援助停止を表明「完全に不公平」

超ワールドサッカー / 2024年7月29日 11時45分

写真:Getty Images

ドローンを使用した偵察問題に揺れるカナダ女子代表。オリンピックから追放され、職務停止処分を受けているビバリー・プリーストマン監督が声明を発表した。

事の発端は、22日にニュージーランド女子代表がドローンでトレーニングを撮影されていることを報告。その結果、カナダ女子代表チームの非公認の分析官であるロンバルディ氏がドローンを飛ばしていたことが判明。アシスタントコーチのマンダー氏と共にチームを外されることとなった。

その後、カナダサッカー協会(CSA)はプリーストマン監督に対して、調査が終了するまでの職務停止を言い渡し、カナダオリンピック委員会(COC)は監督をオリンピックの代表団から外すことも決定した。

さらに、国際サッカー連盟(FIFA)は調査の結果、カナダ女子代表に対してパリ・オリンピックでの勝ち点6の剥奪と20万スイスフラン(約3500万円)の罰金処分を決定。また、プリーストマン監督に対して1年間の活動禁止処分を下していた。

そんな中、プリーストマン監督は28日に声明を発表。謝罪した。

「選手たちを思うと、本当に心が痛みます。この状況が、彼女たち全員に与えた影響について、心からお詫び申し上げます」

「2023年の非常に困難な年を経て、彼女たちがどれほど懸命に努力してきたか。そして、彼女たちがスポーツマンシップと誠実さをとても大切にする集団であることを私は知っています」

「私はこのプログラムをより良くするために全身全霊で戦いましたが、その多くは誰にも知られることも理解されることもありません」

「もっと話したいのですが、控訴手続きと進行中の捜査を考えると、現時点では控えさせていただきます」

「フィールド上のチームのリーダーとして、責任を取りたいと思います。調査には全面的に協力するつもりです」

一方で、カナダ政府は今回のFIFAからの処分を受け、カナダ女子サッカーに対する資金援助を保留することを表明した。

「カナダの選手にとっても、対戦相手にとっても完全に不公平だ。試合そのものの品位を損なうものだ」

「女子のプログラムは、スポーツカナダから資金援助を受けているため、FIFAから制裁を受けている間、活動停止となったカナダサッカー関係者への資金援助は差し控える」

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