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ルカク売却を巡ってナポリと交渉中のチェルシー、オシムヘン獲得話が再燃か?

超ワールドサッカー / 2024年7月31日 16時23分

写真:Getty Images

チェルシーとナポリの間では、ベルギー代表FWロメル・ルカク(31)とナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(25)に関する協議が行われているようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。

ルカクの放出と同時に、オシムヘンの獲得に長らく関心を寄せているチェルシー。一方のナポリはアントニオ・コンテ新監督がかつての教え子、ルカクとの再会を希望と報じられている。

チェルシーは移籍金の高さから夏の初めの段階でオシムヘンを断念したものの、ルカクの完全移籍についてナポリと継続的に交渉を行っているとのこと。そのなかでオシムヘンの移籍の可能性が再燃しているという。

オシムヘンに関しては、完全移籍、もしくは買取義務付きのレンタル移籍が議論されている模様。チェルシーはルカクを放出できれば給与面に空きが生まれるものの、依然としてオシムヘンを迎え入れるほどの余裕はなく、後者が現実的な選択肢とみられている。

一方、2023年12月にオシムヘンと契約を延長したナポリは、大幅な昇給と1億ポンド(約196億2000万円)以上の契約解除条項を設定したナイジェリア代表FWの取引に前向き。しかし、ルカクを獲得したにもかかわらずオシムヘンが帰ってくる可能性もある取引は許容できないという。

移籍金および給与の観点から、ナポリとしてはオシムヘンの完全移籍が成立することが絶対条件。なお、ルカクの年俸が700万ユーロ(約11億6000万円)なのに対し、オシムヘンはより高額な1000万ユーロ(約16億5000万円)とみられている。

オシムヘンにはパリ・サンジェルマン(PSG)やサウジアラビア方面からも熱視線が送られるが、PSGはナポリと合意に至っておらず、中東行きはオシムヘン自身が望んでいない状況。本人はプレミアリーグ挑戦やチェルシー行きに熱心なようだ。

そんななか、オシムヘンの代理人を務めるロベルト・カレンダ氏は、SNSでこういった報道に異議。根も葉もない噂話が出回っていると釘を刺した。

「ビクターにまつわる根拠のない架空の取引についての記事を読んだ」

「まるで配達される小包のようにあちこちに送られているが、この小包はナポリに史上3度目のスクデットをもたらした得点王だということを忘れてはいけない。敬意を払い、フェイクニュースはもうやめよう」

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