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「エンソが戻ってきて嬉しい」差別チャントに怒りを見せていたフォファナ、エンソ・フェルナンデスとの和解を強調「今はオールOK」

超ワールドサッカー / 2024年8月1日 15時33分

写真:Getty Images

チェルシーのフランス代表DFヴェスレイ・フォファナが、アルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスの謝罪を受け入れている。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。

コパ・アメリカ2024制覇後、優勝を喜ぶバスの車内でフランス人を差別するチャントを歌ってしまった上、SNSで拡散してしまったエンソ・フェルナンデス。フランスサッカー連盟(FFF)や国際サッカー連盟(FIFA)、イングランドサッカー協会(FA)も処分に乗り出す大騒動に発展してしまった。

また、チェルシーのチームメイトはエンソ・フェルナンデスの行いに激怒。フランス人選手たちがインスタグラムのフォローを解除したほか、フォファナは自身のX(旧Twitter)で例のチャント動画を引用しつつ「2024年のフットボール。人種差別は禁じられていない」とコメントし、怒りを露わにしていた。

そんななか、エンソ・フェルナンデスは7月29日にアメリカツアー中のチェルシーに合流。チームメイトたちに直接謝罪し、トレーニング後にはキャプテンのイングランド代表DFリース・ジェームズやフランス代表DFアクセル・ディザジの仲裁の下、昼食を共にした。

特に怒りを見せていたフォファナだが、7月31日には誠意を見せたエンソ・フェルナンデスについてコメント。もう問題はないと主張した。

「エンソ・フェルナンデスは謝罪した。フランスのファンや誰かを傷つけたいとは思っていなかった」

「彼は歌っている時にそのことを理解していなかったが、僕は彼を信頼している。なぜなら彼のことを知っているからだ。僕はエンソのことを理解している。彼はレイシストではない。エンソが戻ってきて嬉しいよ。僕らは一緒にプレーする。一緒にいる必要がある。僕らが一緒にいると強い」

「もし僕とエンソが敵対して、毎日喧嘩したり、話をしなかったり、幸せでなかったりしたら、僕らはうまくプレーできないだろう。今はオールOKだ」

なお、エンソ・フェルナンデスは反差別団体への寄付をチェルシーに申し出ており、クラブも同額を寄付。現在は寄付する団体を見定めているとのことだ。

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