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“遅刻魔”シティに衝撃の罰金4億円…2シーズンで22回もキックオフを遅らせる違反

超ワールドサッカー / 2024年8月1日 12時58分

写真:Getty Images

プレミアリーグ4連覇中のマンチェスター・シティだが、度重なる遅刻を理由にリーグから処分を下されることとなった。

プレミアリーグは7月31日に声明を発表。シティに対して罰金処分を下すことを発表した。プレミアリーグによると、シティは試合のキックオフ、または後半のキックオフに関して、プレミアリーグ規則L.33に違反したとのことだ。

規則L.33は「正当な理由なくリーグ戦のキックオフを規定時間から遅らせたり、ハーフタイムインターバル後の再開を遅らせたりしたクラブは、本規約のセクションW(懲戒)の規定に基づいて処分されるものとする」というもの。つまり、キックオフ時間に間に合わずに遅刻したということだ。

ジョゼップ・グアルディオラ監督が率いるシティは前人未到のプレミアリーグ4連覇を達成。世界最高峰のリーグのリーダーとなっている一方で、プレミアリーグの報告によれば、2022-23シーズン、2023-24シーズンにかけて22回もキックオフ時間を遅らせたとのこと。全てが正当な理由がなく、クラブもこの違反を認めることとなった。

なお、2022-23シーズンは8回違反し、39万ポンド(約7500万円)の罰金処分。2023-24シーズンは14回違反し、罰金は170万ポンド(約3億2700万円)に。キックオフが4回、後半のスタートは11回も遅れることとなっていた。

最初の違反は2022年8月27日のクリスタル・パレス戦で、これに対しては警告。最終的には2023-24シーズンの最終節のウェストハム戦でキックオフが遅れ、20万ポンド(約3900万円)の罰金処分が課されている。

プレミアリーグはシティが「容認された違反行為について謝罪し、選手とサッカー運営チームに責任を再認識させたことを確認した」と声明。「キックオフと再開に関するルールは、大会の運営が可能な限り最高のプロフェッショナル基準で行われるようにし、ファンと参加クラブに確実性を提供するのに役立つ。これにより、世界中のリーグ戦380試合の放送が予定通りに行われることも保証される」としている。

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