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37歳メッシのMLSにおける無双は必然? 関係者らが証言「強く尊敬…ほとんどの選手が激しくタックルできない」

超ワールドサッカー / 2024年8月2日 18時15分

写真:Getty Images

アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(37)のMLSにおける無双は必然か。スペイン『Relevo』が関係者の証言をもとに推察する。

説明不要のフットボーラー、リオネル・メッシ。ありとあらゆるチームタイトル、個人タイトルを手に入れてきたスーパースターは、今夏でインテル・マイアミ加入から1年だ。

2024シーズンのMLSでは、12試合で12得点9アシスト。計算上は86分間で1得点を決め、5月のニューヨーク・レッドブルズ戦(6◯1)では1得点5アシストという、耳を疑うような活躍も。もう、無双としか言いようがない。

観る者を魅了するプレーの数々。そしてマイアミの本拠地を含め、行く先々のスタジアムを満員御礼とする興行的成功。先のコパ・アメリカ2024優勝(米国開催)も箔をつけ、MLS関係者としては頭があがらないところだろう。

そんななか、『Relevo』は今季のMLSにおける、とあるデータに注目。

前述の通り、メッシはここまで12試合に出場するなか、累計1035分間で受けたファウルが「20」回。おおよそ52分に1回のペースでしか、ファウルを受けていない。

あるMLSの現役選手が『Relevo』に匿名で語ったところによれば、「北アメリカ全体のフットボーラーが、メッシをとても強く尊敬しているんだ。ほとんどの選手が、彼と激しく競り合うことができない」のだと言う。

MLSの某強豪クラブで技術スタッフを務めるという人物も、「メッシへの尊敬は、攻撃性の強い南アメリカ(南米)出身選手よりも、北アメリカの選手が大きいと言える。南米選手のほうが、メッシと対戦する機会を自らの成長に役立てたいと考えている」と証言した。

さらに、実名で取材に応じたシカゴ・ファイアーのスペイン人コーチ、カルロス・ガルシア・バディアス氏は「メッシはこれまでの人生で見てきたレベルよりも、遥かに劣るライバルを見つけたのだ。本来MLSは“フィジカルのリーグ”だが、メッシだけは違いを見せつけ、数字を残す…残せてしまうんだ」と語った。

関係者の証言を簡潔にまとめるなら、「メッシは激しいタックルをほとんど受けず、思い描いた通りのプレー選択ができている」といったところか。であれば、大親友ルイス・スアレスも隣にいる中での「無双」は必然だろう。

その背中も、バルセロナで苦楽を共にした、セルヒオ・ブスケッツとジョルディ・アルバが守っているのだから。

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